草食投資隊スペシャルセミナー(前編)

 5月30日に開かれた草食投資隊プラス<スペシャル> セミナーに参加しました。草食投資隊は、コモンズ投資の渋澤会長、セゾン投資の中野社長、レオスキャピタルの藤野CEOが、コツコツ長期投資を普及するための集まりですが、今回はスペシャルということで、いちごアセットマネジメントのスコット・キャロン社長がゲストに。さらに、所用があった渋澤会長の代わりに同社の伊井社長が参加されてました。中野さん、藤野さんは草食投資隊のネクタイをしていましたが、初参加に伊井社長は照れもあるのか、胸ポケットに緑のタイを入れていたのが印象的。

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 さて、いちごグループは株式投資だけでなく、J-REITのいちごリートなどの不動産事業、日米警備保障など実業など幅広い事業を手がけています。ロンドン五輪で銀メダルをとった三宅宏実選手も所属している一大グループ。スコットさんはモルガンスタンレー証券の株式統括本部長と日本における外資証券の親玉を経験され、現在はいちごホールディングスの会長も兼務しています。肩書きだけなら肉食の極みなので、草食投資隊とどうマッチするのかも楽しみにしていたら、意外にも草食投資を推進していて驚きました。

 最初にスコットさんが草食投資に関心をもったいきさつを語りました。父親の仕事の関係で幼い頃日本で暮らしたことがあり、大の親日家。大学でも日本政治を専攻したそうです。しかし、父親が投資に失敗して、大学に行けるかわかりませんでした。その時、祖母が70年間も持っていたAT&Tの株を売却してくれて、学費にあててくれたそうです。70年間の長期投資が家族のピンチを救ってくれたわけですね。スコットさんは「将来、子供や老後のためなどだれかのためになる投資をしたい」と実感し、いちごアセットの投資も「大きくするより正しくなりたい」をモットーにしているそうです。ご本人も、来ている洋服は「青山」など、贅沢はしないそう。

 そのため06年にアセットを設定したときには、自分が良い企業と思ったわずか3社の投資から始まったとか。「徹底的に分析して、この会社が良い会社と思えば自信が出る。投資は頭だけでなく腹の勝負でもある。良い会社で株主にも配慮ある会社を選んで投資するべき」とアドバイスしてくれました。

 その後、ディスカッション。普段は熱く持論を語る中野社長が、カゼを引いて声が森進一のようなガラガラ声になっているということで、司会を務めて他の3人の意見を引き出していました。

 ◇投資で良いリターンを上げれば世の中のためになるという考え方について

藤野
 株で儲けることを悪いことと考える風潮が日本にあるのは残念。中長期でみると、会社の利益と株価は相関がある。日本は客が厳しいので、中長期で客を騙すのは困難で、会社が利益を上げるためには、努力して、客からの支持がなければならない。そういう会社が良い製品、サービスを創りだすとともに、投資家に収益を出す、いわば心と懐(ふところ)を温めるのが長期投資で、株式市場=短期売買と考える人は、金勘定しか考えていない。

伊井 長期集中投資のファンドは日本ではほとんどない。しかし、単に値上がりすれば良いのではなく、投資の意義を考える人が増えており、価値がある企業に投資する。

スコット 正当性はとても大事。会社の存在意義は利益だけでなく、良い商品・サービスをだし、客にも利益が出ること。正当な利益を出している会社が、株主にも還元する。

私の感想 草食投資隊の3社が、そうした姿勢を持っており、私はそれに共感して、各社の商品に投資をしているのですが、スコットさんもご自身の経験からか、理念を全面に打ち出しているのが新鮮でした。

 長文なので後編に続きます。なお、セミナーの様子はすでに、rennyさん、 まっき~さん もアップしていますので、そちらもどうぞ。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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