ハリウッドの聖人
映画「マトリックス」で人気の俳優、キアヌ・リーヴスさんが「マトリックス」の出演料の70%をがん研究に寄付したそうです。その額は3150万ドル(約36億円)に上るとか。
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マトリックスでは、出演料とヒットの成功報酬としてキアヌさんには4500万ドルが支払われたそうです。キアヌさんの妹のキムさんは長年白血病に苦しみ(現在では寛解)、キムさんと仲の良いキアヌさんは白血病の研究に寄付。それだけでなくガンの子供たちを支援する団体を匿名で設立したとか。
ハリウッドスターというとゴージャスな屋敷にエレガントなファッション、パーティー三昧が思い浮かびますが、キアヌさんは公園のベンチでサンドイッチを一人寂しく食べている姿や、地下鉄で移動していて大きな荷物をもった女性にさっと席をゆずった姿が報じられています。
しかし、ケチというわけではなく、がん研究への寄付のほか、マトリックスではスタントマン全員にハーレー・ダビッドソンをプレゼントしたり、自分のギャラを削って作品の特殊効果費用を増やしたりと有意義なお金の使い方をしています。
キアヌさんは「お金は僕にとってあまり意味を持たないんだ。大金を稼いでいるけど、ただただ人生を楽しみたい。預金ばかりを気にするストレスはいらないんだ。だからたくさん寄付するし、シンプルに生きたい」と語ったそうです。ハリウッドのトップスターとして長年活躍している人が、模範となるようなお金の使い方をしているのをみるのは映画ファンとしてうれしい限りです。現在公開中のマトリックスの新作のほか、人気シリーズ「ジョン・ウィック」も新作が予定されており、スクリーンでの雄姿をまだまだ楽しめそうです。