長期投資だったら全然下がってない
ツイッターなどをみていると年初来の急落で不安になっている投資家も多いみたいです。でも、長期投資家なら実は全然大丈夫です。それは下がったといっても1年前から比べれば十分上がっているからです。
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eMAXIS Slim全世界株式でみると、年初来のリターンは-12.7%と1割以上下がっています。でも1年前の2021年3月8日から比べると8.2%も上がっているのです。株式のリスクプレミアムは5~6%といわれます。1年でそれを上回るパフォーマンスだから、調整どころか長期投資家にとっては着実に儲かっているといえます。
これが米国株式S&P500になると1年リターンは驚きの17.6%。損をするどころか十分すぎるほど儲かっています。円安がプラス要因になっているとはいえ、1年で17%も儲かっているのに、長期投資家なら大損だと騒ぐのは錯覚です。
これから先、ウクライナ戦争の行方は不透明ですし、アメリカの利上げもあるし、まだ株価は下がるかもしれません。でも、1年前から比べるとマイナスになるにはバッファがまだあります。それに下がったとしても中長期でみればリカバリーするでしょうから、少なくとも今の時点で騒がなくても大丈夫でしょう。
そんななかでも、1年リターンがしっかり下がっているのはTOPIXの‐6.4%。日経平均に至っては‐13.3%です。この一年は日本株が一人負け。アメリカやウクライナの状況を気にするよりも、日本の経済状況のほうが不安な気もします。ツイッターでは「岸田来安値」というパワーワードがでていました。やはり長期投資で国際分散することが、投資の鉄則ですね。