貯蓄から投資でも仕事中だったら怒られる




朝日新聞によると、処分された職員は仮想通貨の運用に多額の資金を投資したうえ、勤務中に同僚10数人を勧誘しました。しかし、投資先の海外の会社とは連絡も出金もできなくなり、多額の損失を受けたそうです。
消防士は大変な職業で、コンビニで休憩しているだけでも悪口を言うひとがいるそうです。まして、勤務中に投資の勧誘など市民からの信頼を失う行為だとして処分を受けたそう。ただ、勧誘して、新たな投資者を紹介すれば、利益を得られる仕組みもありましたが、そこまではやっていなかったため違反の程度は軽微と判断。重い懲戒処分にはなりませんでした。
記事には書いていませんが、損した同僚は文句を言ったと思います。それでなくても職場で勤務中にぎすぎすした状態になったら、本業にも支障がでかねません。なにしろ消防士は命がけですから、投資で頭いっぱいの状態だったら文字通り命の危険すらあります。だから、こういう仕事が重要、忙しいひとほど、一度仕組みを作ったら頭を使わないで済む、インデックスの積立投資が最適だと思います。仮想通貨投資の勧誘は本ブログでも何回か取り上げたように、うさんくさいものも多い。せっかく投資に踏み出すのなら、トラブルがないようにしたいですね。また、公務員は副業禁止で不動産投資などで懲戒を受けた例もあります。公務員で副業を勧める人がSNSなどでいたら本当にできるか注意した方がいいでしょう