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積立投資批判って理解できない



積立投資を批判する人って、理解したうえで批判しているのが疑問なところがあります。bizSPA!フレッシュに、まさによくわからない「積み立て投資の落とし穴」という記事が載っていました。

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記事は経済評論家の佐藤治彦さんが執筆。投資で儲ける大原則は「安く買って高く売る」以外にはあり得ない。毎月コツコツ投資するとか甘いものじゃないと切って捨てます。そして、今年になって市場が低迷していることから、「去年から今年に入っての投資ブームは最悪です。それは最悪のタイミングで投資を始めた人が多いからです」「相場が高いところから下がっていく時にわざわざ株式投資を始めたわけです。損するのが当たり前」といいます。

「安く買って高く売る」って、往年のドラマ「ハゲタカ」のキャッチコピーを思い出しました。大森南朋演じる主人公の渋いセリフ回しにしびれたものです。それはさておき、「安く買って高く売る」ことができれば儲かりますが、プロも含めた大部分の人にはそれを継続してできません。できたとしても運が大きな要因といえましょう。

また、大部分の人間にとって投資は本業ではありません。本業の収入から毎月少しずつ積み立てる仕組みを自動化しちゃえば、投資に時間をかける必要はまったくありません。さらに、国際分散投資を低コストのインデックスファンドで長期で行えばプラスになる期待が大きく、個人が頻繁に売買を繰り返すよりも良い結果になる可能性が大きいといえます。

積立投資だと下がった局面だと多めに買えるので、短期で損したということには意味がありません。売却して損失を確定しない限り、やがてはプラスになることが期待されるのですから。毎月積立を少しずつやっていくというのは、大部分の個人にとって合理的といえましょう。

こうした点を考慮せずに、「目先で損している」「安く買って高く売る以外ない」とさわぐのは、かなり違和感を覚えます。先日紹介した荻原博子さんの発言もそうですが、経済評論家とかいう肩書の人でも、長期、国際分散、積立のインデックス投資のことをよく理解していないのでしょうね。

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Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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