
昨日のブログでも書いたように、僕は普通の人には国際分散されたインデックス投資が最適だと思っています。しかし、違う意見の人も当然います。プレジデントオンラインに「
投資信託は完全に無駄だった…8年で2.6億円稼いだ投資家が「投資信託を買ってはいけない」と断言するワケ」という記事が載っていました。
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記事は8年で2億6000万も稼いだ投資家のチョコさんという方が書かれています。投信を買ってはいけない理由は「仮に年利8%の運用成績をあげたとしても、元手100万円からスタートしていると、1億円を達成するには60年もの歳月が必要です。もちろん、投資信託を買って損をしているわけではありません。しかし1億円を手に入れてFIREを達成しよう、という目的から考えると、投資信託の購入はあり得ない選択肢です」ということでした。
まず、成功した投資家にとって投資信託より個別株式でリスクの高いもののほうが良かったということは納得できます。その人にとっては投信は無駄だったのでしょう。ただ、これって再現性がまったくないのですよね。
そもそも年8%をコンスタントにあげられるのはごく一部の優秀な投資家です。まして、数年で億単位を個別株で作り上げるには猛烈な企業研究、勉強などの手間暇が必要で、何よりも運が重要でしょう。実際、日本で一番の投資家といえる孫正義さんだって最近は大損しているわけです。また、高学歴高収入の秀才を世界中から集めたヘッジファンドも最近の成績は低迷しています。だから、チョコさんは天才投資家といえるわけですが、ほとんどの人は個別投資でチョコさんのような成績は上げられないということでもあるでしょう。
また、投信でFIREしている人は、働いている間は積立なり追加投資をするわけで、最初に100万円だけ投資をしておしまいというのは非現実的です。この記事を読んでも投資よりも日常生活や家庭が大切な大多数の人にとっては、投信で積み立てていくのが最適という考えはまったく変わりません。何よりも再現性があることが重要です。投資の記事は筆者のポジションを考えて読むべきでしょうね。
短期間に億り人になりたいなら、インデックス投資をやってはいけないんですよね。
本人の目的に応じた投資法の選択が大事でしょう。
紹介の記事の件では、このあたりがポイントになるんでしょう。
・85歳で「FIREじゃあ~!」とガッツポーズで叫ぶのは、ぼくが憧れた経済的自由のイメージとは大きく異なるものです。
・運用は基本的に人任せなので、自分にはノウハウが蓄積されないというデメリットもあります。
インデックス投資の場合、自分ならではのノウハウが蓄積されませんが、若い人のスキルアップという視点から見ると、結構なマイナスのようにも思います。
最近はインデックス投資が流行ってきていますが、インデックス投資をやってしまったが故に、アクティブ投資家のしての才能を開花させれたなかった人はいるんだろうな、とは感じています。
まあ、それも含めて投資は自己責任なんですが。
AKIさんコメントありがとうございます。
短期間に億り人になる方法は再現性がないでしょう。
また、投資の才能を咲かせるのが目的でなく、仕事や家族など
投資以外を充実させつつ資産形成をするのが目的の人が大半でしょうから
投資のスキルアップに縁がなくても問題がない気がします。
再現性がないのは当然の話ですね。
誰でも真似できたらリターンは下がってしまいます。
本人に再現性があればそれで問題はありません。
目的に合った投資方法を選ぶことが大切だと思います。
人それぞれ投資を始める目的は違いますからね。
私の場合は、当時、つみたてNISAやiDeCoがなかったのは幸運でした。こんなのがあったら個別株投資はやっていなかったかもしれません。
大多数の人にはインデックス投資が最適解だと思いますが、だからと言ってそれがアクティブ投資を批判する理由にはならないと思うのですが、いかがでしょうか?
何よりアクティブ投資家がいなくなると、インデックス投資も成り立たなくなります。
再度のコメントありがとうございます。
別に私はアクティブを批判してませんよ。アクティブも個別株も持っています。
元ネタの人が自分の個別株投資を誇って投信を買うなと他人にも言っていることを
批判しています。元ネタの人が成功したのは素晴らしいけど、その手法は再現性がないのに
インデックスだろうがアクティブだろうが、投信を買うなと他人に押し付けるのはおかしいということです
私は元ネタの人と同じ考え方で個別株投資をしてきたので、違和感は全くないんですよね。
>1年程投資信託を運用してみて「この程度の金額、スピード感では割に合わないし、何の成長にもつながらない」というのが正直な感想でした。
>ただ、これは、必ずしも投資信託がダメ、という意味ではありません。
>さっきと同じ利回りで計算すると、元手が1000万円であれば30年で、5000万円なら10年で、資産1億円の達成が可能です。
>要するに、投資信託とは元手をある程度貯めている投資家が、じっくり時間をかけてローリスクに資産を増やすための商品であって、当時のぼくのように、若いうちに一定以上のお金を得たい人には向いていない商品なのです。
上記引用がこの話題で一番大切な部分だと思いますが、元ネタの方の投資目的には投資信託は合っていなかったこと書いているだけです。
個別株投資を誇っているようには見えず、投信を買うなと書いているようにも見えないんですよね。
例えば投資で1億円を目標とするには、リターンを上げるか元手を増やすかが必要です。
元ネタはリターンを上げる道を選んで成功したのでしょう。
人によって元手を増やす人もいれば諦める人もいる、という話だと。
記事を読んでどう感じたか、という話なので答えのない話題ですね。
全く生産性のない話に付き合わせてしまい申し訳ありません。
何度もご返信を頂きありがとうございました。
AKIさんいろいろコメントありがとうございます。
>個別株投資を誇っているようには見えず、投信を買うなと書いているようにも見えないんですよね。
いや、タイトルが「8年で2.6億円稼いだ投資家が「投資信託を買ってはいけない」と断言するワケ」と
買うなといっています。
まあ、AKIさんのいわれるようにいつまでもこの話題を続けてもなんですので私のほうもここまでとします。
数年個別株を買ってみてダメだったらインデックス投資に切り替えたら良いと思いますね。自分は無能なので全世界株インデックスメインにしていますが。
コメントありがとうございます。
投資のやりかたは人それぞれで、他の投資手法をやっちゃダメと
否定しなければいいのではないでしょうか