資産形成でやってはいけないこと




実際に、「投資のプロやベテランでない限り、投資商品の個別銘柄投資は資産形成に向いていない。普通の人にとっては、銘柄選択や分散投資に気を付けながら、債券、株式、リート等の投資信託を長期保有することがとても大切である」とまとめています。まあ、債券やリートについては意見がわかれるかもしれませんが、コツコツと国際分散されたインデックス投信が普通の人への最適解といえるでしょう。
FXや暗号資産など投機的な対象は手数料をひくとマイナスサムになるし、将来的な価値向上が合理的に期待されないので、資産形成に不向きなのはわかります。では、個別銘柄の投資がなぜ不向きなのか。これは倒産などで価値がゼロになることもあり、リスクが高いためだといいます。
不動産投資についても同様で「不動産のプロでない一般投資家にとって少数のワンルームマンション投資はリスクが高すぎて資産形成には向いていない」と指摘。リートを推奨しています。
個人投資家でも個別株や不動産投資で成功している人はいますが、それはごく一握り。再現性もないといえましょう。投信だったらつみたてNISAなど国も後押しして税制優遇も受けられます。当たり前のことですが、専門家がレポートでまとめてくれるとよくわかりました。