これは怖い 暗号資産の不正勧誘容疑で逮捕




暗号資産やネットワーク詐欺というのはよくある話ですが、読売テレビに恐ろしい手口が報道されています。被害を受けた大学生は友人にタワマンに連れていかれると、5人の男に囲まれ無理やり消費者金融から140万円も借りさせられます。そして、投資させられましたが現金に換えることすらできなかったそうです。これは不正勧誘どころか一種の強盗ではないかと思うのですけど、被害者によると同じ大学で10人以上も被害者がいるとか。容疑者のスマホを解析したところ2500人以上から7億7000万円以上を集めていたとのこと。
欲をかいて投資詐欺にひっかかるのとは別次元の怖さです。いい年した僕だって友人から「タワマンに知り合いがいるから、パーティーに行こう」なんて言われたらのこのこついていきそう。やはり、友人は選ばなければいけないにしても、そいつが自分を騙そうとしているかなんてなかなか見抜けないでしょう。
まったく余談ですが、僕の大学のゼミのOBは結束力が強く、卒業して何十年たつのに年に1度ほど集まっています(この2、3年はリモートですが)。コロナ前の話ですが、会で一緒になった5~6歳下の男性の勤務先が、投資の問題企業とされていたところで、肩書も幹部。帰宅してネットで調べたらその人も批判されていました。しかし、彼の同級生はそれを知ってか知らずか仲良くつるんでいたのですよね。その人たちが被害にあわなかったのか、その後問題企業は破綻したけれど、彼は今現在何をしているのか何となく怖くて聞けていません(笑)
それにしても、勧誘した友人は悪評が一生ついて回るわけで、勧誘役なんてそんなに報酬があるわけないでしょうから、はした金で自分の人生を棒にふったのかもしれません。それこそまさに自業自得ですね。