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森本前防衛大臣のセミナー再び

 野村證券主催の森本敏・前防衛大臣のセミナーが再び開かれたので聞きに行きました。5月に開かれたセミナーでは、防衛大臣時代の裏話なども聞けましたが、今回は尖閣、朝鮮半島問題についての基礎知識といったお話でした。

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 参院選で大勝した安倍政権について、経済とともに重要なのが、安倍さんが本来やりたがっているとされる安保・外交上の問題。セミナーが開かれた24日には中国軍機が宮古島と沖縄本島の間を飛行。25日には、日本版海兵隊創設などを盛り込んだ、新しい防衛大綱見直しへの中間報告が行われました。

 中国との関係は、尖閣問題をめぐって悪化したままです。森本さんは、毛沢東、トウ小平といった絶対的権力者と違い、習近平主席は首の挿げ替えができる存在に過ぎず、彼の在任中に中国の共産党統治が揺らぐと彼自身の責任問題になってしまう。むしろ、10年の自分の任期中に台湾との統一すら暗に示しているというのです。しかし、現在の中国には貧富の拡大、都市と地方の格差、党員による大多数の国民への支配などから、国民の不満がたまっており、経済成長で国民の目をそらさなければなりません。

 経済成長のためには資源の確保が必要で、中東アフリカ外交などで資源を入手しようとしていますが、それだけでは不十分なため、海洋資源に目をつけました。中国は九州から沖縄、台湾、フィリピンを結ぶ線を第一列島線と名づけ、その線内の海域にある資源を狙おうとしています。また、経済的主権が及ぶ排他的経済水域をみると、日本は世界6位という海洋資源を持っています。しかし、当然、日本と中国の排他的経済水域は重なるわけで、東シナ海のガス田では、中間線付近で中国が作業をするなど、問題が起きています。しかも、尖閣が中国のものになると、沖縄まで排他的経済水域に入るわけですから、中国は尖閣を自分のものにしようと画策しているわけです。

 安倍政権は簡単に妥協しない姿勢をとっており、その立場は正しいわけですが、森本さんによると、米国が日中間で紛争を起こると困るため、日本側に譲歩を促す声が出ているそう。韓国の慰安婦問題も同根で、韓国のパク・クネ大統領が米国議会で演説できたのに、日本の首相はこれまで議会演説をしたことないなど、米国では慰安婦問題では韓国側にたつ潮流もでています。尖閣、竹島問題は日本の立場は国際法上正しいわけですし、日本は大国として寛容にふるまい、正しいことは正しい、正しくないことは正しくないというべき、という話でした。そうやって、国際世論、特に米国世論を味方につけるべきでしょうね。

 また、森本さんは日本の学校現場で近現代史が教えられないとの問題を指摘されました。私も経験がありますけど、縄文時代のなんとか遺跡とかにはやたら時間を割くのに、近現代史は時間切れで、授業ではほとんどやらないのですよね。米国では、現代史からさかのぼって歴史を教えるそうで、日本も近現代史をしっかり学んで、対外発信ができるようにならないと、いうことでした。納得できるお話です。

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Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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