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日経マネーが満島ひかりに突っ込んだけど…

 日経マネーのメルマガで、満島ひかり主演のドラマ「Woman」の設定にツッコミが入っていました。こういう柔らかい話題を取り上げるのは面白いけど、僕から見れば、ツッコミが足りません。

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 「Woman」は、夫(小栗旬)に先立たれ、子供を2人抱えたシングルマザー(満島ひかり)が、貧乏、病気、自分を捨てた実の母親との絶望的な再会といった、不幸のてんこ盛りのドラマです。あざとい作品ですが、当代きっての名脚本家坂元裕二さん(「東京ラブストーリー」「最高の離婚」)の先が見えない名脚本に加えて、満島さんをはじめ、田中好子、小林薫、二階堂ふみらの名演技も見所の、今季の大傑作です。個人的には金融クラスタに人気の「半沢直樹」よりも面白い。

 さて、日経マネーのツッコミは、満島さんの貧しさが強調されるけど、遺族年金が子供2人で120万円もらえるので「生活に困窮している主人公は案外
沢山お金をもらえることになります」としています。また、遺族年金も考慮して生命保険の額を決めればいいとも。

 けれども、この日経マネーのツッコミには欠陥があります。それは、国民年金が未納ならば、遺族年金はおりないということです。ドラマを見る限り、夫は登山家でバイト三昧、子供が生まれたあとは中小企業に勤めていました(正社員かどうかは微妙)。ドラマでこれだけ苦しんでいるということは、遺族年金がもらえないし、生命保険もかけていなかったということ。20代の国民年金未納率は50%を超えていますし、未納であっても不思議ではありません。まして、国民年金も払えない生活なら、生命保険も払えなかったでしょう。

 遺族年金は、亡くなる2カ月前までの1年間に保険金の未納がないことが条件です。日経マネーも突っ込むのだったら、国民年金を払っていない若者が多いけど、払わないとこんなに大変なことになるよ、と突っ込んだらよかったのに。そして、子供を産むということは、万が一に備えて、年金ぐらい支払う責務が親にあるということも。まあ、マネー雑誌は資産に余裕がある人が読むのだから、日経マネーでそういう記事を書いても効果が薄いかもしれませんが。

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Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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