面白かった森永卓郎セミナー
SBI証券のセミナー「NISA投資で得するために今やっておくべきこと」に行ってきました。講師に経済評論家の森永卓郎さんが登場。巧みな話術で場を盛り上げてくれました。「金持ちにならなくてもいいけど、貧困は嫌だ」ときっぱり言ってくれたのは共感ができました。
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最初に、SBI投資調査部の藤本誠之さんがNISAについての説明。ちゃんとNISAで損が出た場合に他の講座と損益通算できないことや、100万円の枠が再利用できないので、短期売買のメリットはなく、中長期の投資が重要との説明位がありました。5年前の2008年からすると2013年がこんな世界になっていると想像がつかなかったでしょうから、5年後がどうなっているなど当然、予測ができません。
さて、藤本さんの予想では、証券税率が上がる前の11、12月にいったん利確があり、NISA用の資金を作り出す人が多いということ。そうすると、年末にいったん相場は落ち着くのでしょうかね。
続いて、森永さんとSBIの植村佳延取締役が、登壇。森永さんはNISAの制度が難しいのは、財務省と証券会社の妥協の産物であるのが原因。それでも、面倒くさくてもやったほうがいい。どこの証券会社を選ぶのが大きく、コストが割安なネット証券の方がいいと、SBIのセミナーらしくPRしてくれました。
ネット証券で投信のシェアが高まらない理由については、ネット証券の利用者は株などに詳しい人が多いため、自分で個別株投資をするのでは、と分析されました。ただ、新興国やテーマ別など、個別株投資では難しい分野は投信でするべきとのこと。まあ、確かにそうかもしれないけど、インデックス投信派からすれば、それよりもコスト面がネット証券利用の理由なんですけどね。
さて、今後の見通しについて、森永さんはデフレを脱却すれば、日経平均25000円と話していました。理由はPBRで、世界平均は2倍なので、日経平均もそのくらいまでいくとのこと。また、投資先でよくある勘違いは、成長する分野でも、競争激化している分野については、株価の伸びが期待できないということ。
実例として、自分がかつて所属していたJTと、同時期に株式が公開されたNTTを比較。当時、JTは禁煙志向が進み先行きが暗い一方、NTTはITの最先端企業であるため、NTTのほうが前途洋洋であるとされました、しかし、現在では時価総額ではJTのほうが上になっているとしました。このへんはシーゲル博士なんかも指摘してますよね。成長分野だから株価は織り込まれていたり、企業間の競争が激化してコモデティ化されてしまう。逆にブラック企業などは、働いている社員にとってはブラックでも、投資対象としては、検討にあたいするとのこと。うーむ皮肉ですね。
このほか、アベノミクスについて、2月の日米首脳会談で1ドル=100円という了解があって金融緩和ができるようになったのではとの説を出されました。そのため、もっと円安になっていいはずが100円前後でとどまっているそうです。もしそうだとすると、日経平均は今のあたりが関の山ということでしょうか。
このほか、物価スライドやマクロ経済スライドで、この先年金水準が3割減少するとの見通しを挙げられ、その対策のためにも、インフレだと預金は目減りするので、投資が必要とされましたけど、まさにその通りですね。このほかブログに書くのもはばかれるぶっちゃけトークもあり、なかなか面白かったです。
さて、藤本さんの予想では、証券税率が上がる前の11、12月にいったん利確があり、NISA用の資金を作り出す人が多いということ。そうすると、年末にいったん相場は落ち着くのでしょうかね。
続いて、森永さんとSBIの植村佳延取締役が、登壇。森永さんはNISAの制度が難しいのは、財務省と証券会社の妥協の産物であるのが原因。それでも、面倒くさくてもやったほうがいい。どこの証券会社を選ぶのが大きく、コストが割安なネット証券の方がいいと、SBIのセミナーらしくPRしてくれました。
ネット証券で投信のシェアが高まらない理由については、ネット証券の利用者は株などに詳しい人が多いため、自分で個別株投資をするのでは、と分析されました。ただ、新興国やテーマ別など、個別株投資では難しい分野は投信でするべきとのこと。まあ、確かにそうかもしれないけど、インデックス投信派からすれば、それよりもコスト面がネット証券利用の理由なんですけどね。
さて、今後の見通しについて、森永さんはデフレを脱却すれば、日経平均25000円と話していました。理由はPBRで、世界平均は2倍なので、日経平均もそのくらいまでいくとのこと。また、投資先でよくある勘違いは、成長する分野でも、競争激化している分野については、株価の伸びが期待できないということ。
実例として、自分がかつて所属していたJTと、同時期に株式が公開されたNTTを比較。当時、JTは禁煙志向が進み先行きが暗い一方、NTTはITの最先端企業であるため、NTTのほうが前途洋洋であるとされました、しかし、現在では時価総額ではJTのほうが上になっているとしました。このへんはシーゲル博士なんかも指摘してますよね。成長分野だから株価は織り込まれていたり、企業間の競争が激化してコモデティ化されてしまう。逆にブラック企業などは、働いている社員にとってはブラックでも、投資対象としては、検討にあたいするとのこと。うーむ皮肉ですね。
このほか、アベノミクスについて、2月の日米首脳会談で1ドル=100円という了解があって金融緩和ができるようになったのではとの説を出されました。そのため、もっと円安になっていいはずが100円前後でとどまっているそうです。もしそうだとすると、日経平均は今のあたりが関の山ということでしょうか。
このほか、物価スライドやマクロ経済スライドで、この先年金水準が3割減少するとの見通しを挙げられ、その対策のためにも、インフレだと預金は目減りするので、投資が必要とされましたけど、まさにその通りですね。このほかブログに書くのもはばかれるぶっちゃけトークもあり、なかなか面白かったです。