高級レストランだからといって信じられない日本




東京・銀座の高級天ぷら屋「銀座 天一」の三越店で、客に漂白剤入りの水をのませ、客が入院する騒ぎがありました。フラッシュによると、店員がポットを間違えて提供したうえ、客が痛みを訴えてもろくに救護をせず、むしろ証拠を隠滅しようとしたそうです。事実だとすれば相当悪質ですね。
このお店の本店は1930年に創業され、政財界の要人や文化人も愛用しているとのこと。ランチは6000円ですから、僕も利用する「てんや」の10倍以上する良い値段です。客からすると味はもちろん、サービス、何より衛生面というのが高い値段を払う意味なんですよね。しかし、保健所から処分を受けたということは衛生面で問題があったことは間違いないですし、フラッシュで被害者の夫が証言している通りでしたら、サービスも最低ということになります。ちなみにX(ツイッター)で弁護士がツイートしていましたが、この店のホールスタッフの時給は1150円と高級店なのに、「てんや」の1300円より安い模様。高級店だからといって手厚いサービスはとても無理では。
ただ、レストランに限らず、トヨタ自動車系の日野自動車の不正、三菱電機の不正、さらに銀行、証券の多くの顧客トラブルなど、本来信頼できるはずのブランドが陰では悪いことをしている例が蔓延しています。そうすると、高級ブランドに高いカネをかける意味合いはあまりないと思いますが、どうなんでしょうか。