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「それは違うよ!」 世界が日経をダンガンロンパ

 サマーズ元財務長官がFRB後継人事候補を辞退しました。実は先週の日経新聞では「サマーズ氏指名へ最終調整」(有料)という記事が掲載されており、結果的に外れてしまいました。
 今回の記事については、世界中が「それは違うよ!」と突っ込みを入れました。既に14日、マネースクウェアジャパンさんに、各国での反応が取り上げられています。ホワイトハウスの報道官も否定し、海外メディアの中には、FRBの人事より、福島の問題をきちんと報道しろとばかりの皮肉すら言われる始末。日経新聞はドコモのiPhone出る出る騒動のように、結構誤報を出しているのですが、これまでは国内のみで「また日経か」、と生暖かく見守られていたのが、世界には通用しなかったということですね。

 日経新聞がなぜ誤報が多いのか。元日経ワシントン特派員で、現在は産経新聞の特別記者の田村秀男さんが「日経新聞の真実」という本を書かれています。また、浜田宏一イエール大名誉教授の著書、「アメリカは日本経済の復活を知っている」にも日本の経済マスコミの貧困さが書かれています。それ以外に私の見聞きした話も踏まえると、日経新聞で出世するにはスクープを書かなければならない。ところが、スクープというのは、得てして取材先のリークや、あるいは断片的な情報をつなぎあわせて不確かなまま記事にしてしまうことがあるのです。

 日経に限らず、マスコミでは取材先からリークをもらうためには、相手に気に入られてもらわなければならず、逆に言うと取材先、特に財務省のような権力の中心には逆らえない、ということもままあります。四六時中取材先と一緒にいるため、経済の基本的勉強をする時間もないそうです。一方、先に他の新聞やテレビに報道されることを抜かれと恐れ、まして、自社以外の他社にスクープされるのを特落ちといって、そんなことをしたら出世どころか左遷されてしまう。一方、誤報であっても、その段階では正しかったとか、取材先にそれだけ気に入られているとかの理屈があり、よほどひどいものでないと、特落ちよりはマシだそうです。

 不確かなスクープよりも正確な記事を求めたいのですが、それはこうした事情から望めそうもありません。そういう社内事情で記事を読まされる読者はもちろん、日経が書くとそのたびに株価や為替に影響が出てしまうから、市場にも大きな迷惑。まあ、長期投資家にとってはやがては真実が現れるから、それほど影響は被らないのですが、それにしてもねえ。

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そうか!わかったぞ!!

ダンガンロンパって弾丸論破ってことだったんですね。
やっと気づきました。
ツッコミを入れるときに出てくるリボルバーは
何なんだろう?って、ずっと気になってました。
スッキリしました。

今日、「わたモテ」をモジってみたので、
時間があるときに見に来てください。

Re: そうか!わかったぞ!!

ダンガンロンパも面白いですよね。今季は進撃、ワタモテ、ダンガンロンパ、ガッチャマンクラウズをみていましす。進撃とガッチャマンをもじるのにも挑戦してみようかな。
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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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