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舛添要一さんの話に納得 NISAカンファレンス(下) 

 「NISAとリタイアメントカンファレンス2013」のクライマックスは元厚生労働大臣の舛添さんの講演。消えた年金問題当時の厚労相でもあり、ご自身も介護の経験があり、ミクロ、マクロ両面から年金やライフプランについて語ってくれました。

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 まず年金については、絶対に破綻しないし、そもそも、半分は税金でまかなわれているのだから、こんな有利な制度はなく、年金不安の言葉に煽られ、公的年金に入らないで、わざわざコストのかかる民間の個人年金だけに入るのは大損だとされました。しかも公的年金には物価スライドで、インフレにある程度対応していますが、個人年金は定額の場合、対応しきれないわけというのです。

 ただし、年金は世代間の助け合いで、少子高齢化が進むわけですから、子育て支援など、子供を増やす政策は重要だが、すぐには効果がでない。そのため、受給を減らすか、負担を大きくするかしか、解決策はない。70歳まで支給開始年齢が引き上がるのではないか、と見立てていました。

 それでも、マネー誌などで老後の費用が1億円かかるといわれているが、リタイアメント層の多くが持ち家で、500円で外食ができる時代ににそんなにかかるのか、と指摘。そのうえで、月に1回は自分の資産がどれだけあるのかを計算して、家計への関心を持つことが、ボケ防止にもなり、オススメとされました。元大臣なのに「日本人はおかみ(政府)を信用しすぎ。自分で確定申告をして取り戻さなければ」とPR。自分自身も税務署に何度も行って、控除の対象か確認のうえ、お金を取り戻した経験もあるそうです。「大臣や官僚の幹部よりも、現場の窓口に聞く方がよっぽど詳しい」とのことでした。

 舛添さんは定年後の生活についての著書も多いのですが、その中でも江戸文化を激賞。江戸時代はリタイアメントした人によって、文化が花開いた。今の日本でも、リタイアメント後の生活を趣味で生きて、生活の糧にするなどしなければと、「働かないってワクワクしない」ばりの展開をされました。確かに、芭蕉も広重も伊能忠敬もみんな、隠居して趣味の世界で活躍、それが数百年後、世界に通用しているわけです。定年しても会社にしがみついたり、ショボンとしてしまうのではなく、社会との接触や体を動かす必要があるという提言は、本当に重要でしした。

 さて、舛添さんは前回の安倍内閣の一因でもあったわけですが、消費増税には否定的でした、3%あげ、2%を補正でばらまくと、社会保障費にあてられるのは実質1%しかないわけです。しかも、消費増税が景気の腰折れを招く危険もあり、舛添さんは1、2年まって、景気の様子をみていっきに10%にしたほうがいい、とされました。そこからさきは、医療費の無駄を省いたり、公的年金改革など社会保障費の抑制をするべきで、政治家が選挙目当てでデフレなのに、年金の支給水準を落とさないようなことを批判していました。

 最後に、資産運用法。いざという時の資金をキープしたうえで、資金を3当分して、3分の1は無リスク、3分の1はあまりリスクのないもの(インデックスをイメージしていた感じです)、残り3分の1はゼロになってもいいようなハイリスクハイリターンなものにあてたらどうかと提案されていました。思い切ったリスク資産をいれるのは、もちろん、儲けをねらうというのもあるでしょうけど、世界の政治経済の潮流が分からなければ、株式運用はできないので、自分で勉強する機会になる、という意味合いもあるそう。

 余談ですが、厚労相のときに、GPIFの資金のうち5%ぐらいを、思い切ってハイリスクハイリターンのものにするよう提案したが、却下された。それをしていたら、今頃年金基金の枯渇なんて問題はなくなったろうに、と笑い話をされてました。でも、舛添さんの大臣時代は、リーマン危機の大底だったから、もし、投資していたら、今頃はボロ儲けになっていたかもしれません。案外、日本の運命はかわっていたかも、とちょっとワクワクしてしまいました。

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50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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