投資の日記念イベントat東京国際フォーラム

 10月4日は投資の日。東京国際フォーラムで開かれた投資の日記念イベントに参加しました。昼の部、夜の部とありましたが、夜の部の方が面白かった。終了後、フォーラムの外でミニコンサートと屋台があったので、寄ろうかと思ったら雨が降ってきて、美味しそうな夕食を食べそびれたのが残念でした。

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 昼の部は真壁昭夫信州大教授と伊藤洋一三井住友トラスト基礎研究所研究主幹の講演。真壁さんの話は東証アカデミーで聞く機会も多かったため、今回も似たようなお話でした。主要国の中では欧州の景気が良くない。バブル破裂後立て直しに5年ぐらいかかるのが通例で、米国は景気が持ち直してきたが、欧州はまだ1、2年かかる。中国は下げ止まった感じ。日本はアベノミクスの成果が上がっているが、来年4月の消費増税後の景気は今ひとつみえない。ただ、長期的に見ると、GDPが増えれば株価が上がるので長期投資をすればいい。また、NISAも有効とのことでした。

 伊藤さんは固い肩書きの割には、講演が型破り。数日前に買ったばかりという新型アイフォンを利用しての講演でしたが、講演しながらアイフォンの新機能に驚いたり、会場の電波状態が悪くて、ネットへの接続がなかなかできなかったり、と話があっちこっちに飛びました。昨年末にミャンマーに行った時の動画をみせられ、アジア最後のフロンティアであるミャンマーにも投資の波が押し寄せている。株価は上下するが、世界経済は動いており、楽観的に考えている、とのことでした。日本株については、日銀副総裁が2%のインフレが起きないとやめると言っている以上、金融緩和は続く。そのため株価はまだ上値を目指し、長期的には円安傾向、長期金利は徐々に上昇するとの見立てを示しました。

 夜の部では株主優待で生活していることで、最近メディアで話題を呼んでいる棋士の桐谷広人さんと、FPの和泉昭子さんの掛け合い。桐谷さんは投資を普及させるゆるキャラ「とうしクン」と一緒に登場して、拍手を浴びました。私は桐谷さんの出ているテレビや雑誌をあまりみていなかったのですが、結構、共感できるようなお話。

 桐谷さんは昭和59年から投資を初め、バブル崩壊の際に信用取引で大損をして、小泉改革当時の上昇相場で設けたものの、リーマンショックで財産が3億円から4000万円と7分の1以下に減りました。現在は、痛い目にあった信用取引はやめて長期投資にシフト。配当を生活費、株主優待を楽しみにあてているそうです。株主優待の銘柄はなんと400銘柄もっているとか。

 投資法は、配当が4%ぐらいの割安株に投資するというもの。原資は汗水たらして働いてためたお金で、まず、そうやって働いて資金をためることからスタートすべきという意見に大いに納得しました。ノートに手書きで取引を全部書いているそうです。そして、株は上がれば下がるもの。リーマンショックでもそう思って、投資をやめなかった。そこで恐れて撤退した人は、そのまま損をしたまま。株は怖いというが、生きていても交通事故に遭うかもしれないし、これからインフレが懸念され年金も削られる。また、自分自身は株をやって勉強にもなり、交友関係も広がり良かったので、まだ投資をしていない人は初めて欲しいと訴えてました。

 締めは竹中平蔵さんの講演。安倍さんとの交友関係も披露しながら、「アベノミクスは理論的に100%正しい。問題はそれが実行できるか」と分析。日本がデフレになった原因について、人口減が理由との説は、ロシアをはじめ20カ国以上で人口が減っているのにデフレになったのは日本だけ、と否定。需給ギャップについても、06、07年は需給ギャップゼロだったのにデフレは続いた、として主因ではないとしました。そして、一番はマネーの量が少ないからであり、第一の矢である金融緩和はうまくいき、デフレ脱却という狙いも良いとしました。

 第二の矢である柔軟な財政政策は、短期的な財政出動はできているものの、中長期的な財政再建はこれからとのこと。内閣府の試算では消費税が14%にしたうえに、年金や老人医療費の2割カットが必要とのことで、いまのようなぬるま湯ではできないとしました。

 第三の矢の成長戦略についてですが、民主党時代、日本はもう豊かだから成長しなくてもいいという説が流れたことを痛烈に批判。なんでも1950年にフランスよりアルゼンチンのほうが一人あたりの所得が多かったのに、その後、成長率が1%下回ったため、今ではフランスの方が2・4倍も高いそうです。つまり、成長というのは、自分たちというより、子供や孫の世代に貧乏にならないようにするために必要というもの。成長戦略については、規制緩和を熱心に訴えました。医療、農業、コンセッション(インフラの民間売却)など、新しい特区制度を利用して、なんとか行っていきたいとのことです。このへんは、竹中さんを批判する立場の人たちからは、あいかわらずと思われるだろうな、と聞いていました。しかし、投資家的に考えると、規制緩和してもらったほうが、株価が上がるんですよね。成長戦略については、まさにこの秋に具体化するでしょうから、行方が注目されます。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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