【投資本26】金融の世界史 板谷敏彦著

 古代メソポタミアから最新の金融理論までを概説した、すごい本。何がすごいって、筆者の幅広い研究はもちろん、それをわかりやすく、素人の投資家でも納得させられるような平易な文章で、1冊の本にまとめられているからすごい。

金融の世界史: バブルと戦争と株式市場 (新潮選書)金融の世界史: バブルと戦争と株式市場 (新潮選書)
(2013/05/24)
板谷 敏彦

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 お金はなぜできたのか、古代シュメールで既に帳簿があった、日本ではなぜ奈良時代に作られた貨幣が流通しなかったのかというような古代のロマンや、シェイクスピアの「ヴェニスの商人」の真の意味、太平洋戦争の財政といった歴史に隠された秘密。そして、効率的市場仮説の問題点まで指摘されています。それぞれが短い章なので、1日数章ずつ暇なときに読んでもいいでしょうし、他の歴史や金融の書物への足がかりにするのもいい。

 筆者が映画好きなのか、映画のエピソードもふんだんに散りばめているのも気に入りました。例えば、チャプリンが戦時国債のキャンペーン映画を作っていたなんて、全然知りませんでした。

 ここから、投資でいくら儲かるなんて引き出すのは野暮ですが、個人的には国家や国債というものが、特に有事のときほどあてにならないというのは教訓にしたいと思います。愛国心につけいる詐欺的な行為ほど、迷惑なものはありませんよね。

 内容    ★★★★★
 読みやすさ ★★★★★
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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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