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電子書籍の夢はみられるか

 最初は「アンドロイドは電子書籍の夢をみるか」というタイトルにしようかと思いましたが、ググったら既に他のブログで使われていたのでやめました。特に意味はないです。さて、アマゾンの電子書籍端末、キンドルが11月に日本上陸することが決まりました。グーグルのアンドロイド端末ネクサス7も発売され、アップルもiPadミニを11月に発売します。「黒船上陸」「電子本時代近づく」などマスコミは騒いでおり、イーブック、大日本印刷、凸版印刷など電子書籍関連の株価も上昇しています。しかし、父さんは電子書籍への投資に懐疑的です。

 以前、2001年ごろの通信業界バブルがはじけたさいに、ドコモの当時の社長が「神でなければ分からない」と他人事だった話を書きました。けれども、通信業界バブルがはじけたのは、ドコモをはじめとする通信業者の責任です。当時、インターネットの回線利用量は100日で倍になるといわれました。つまり1年で12倍、2年で130倍、3年で1500倍になるというわけです。そのため、世界的に通信業者は大容量の光回線を引きまくり、なんと米国だけで、月と地球を80回往復できる6400万キロの回線が敷設されました。ところが、実際には3年間で4倍にしか増えませんでした。そのため、回線が余りまくり。過重な設備投資で大赤字になり、通信業界の株価総額は2年間で1兆8000億ドルから4000億ドルと8割も減少しました。ハード技術が進歩しても、ソフトがついてこず、利用が少なかったということです。

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 もちろん、光ファイバーは今や当たり前になっています。しかし、投資家が期待していたよりははるかに遅いペースだったため、株価は低迷しました。日本でもNTT、ドコモ、KDDIなどITバブルのころから10年以上たっても、未だに株価は低迷しています。

 さて、電子書籍をみてみると、ハードが整備されてもソフトが整備されていません。既に、海外勢に先行した楽天のKOBOがいい例で、書籍が足りないため、ネット上の無料辞書のウィキペディアまで、1ページ1冊としてカウントするほどでした。今回、発表になったアマゾンも一般書籍は2万5000点と、米国での100万点に比べればわずか2.5%。紙よりも電子の方がもっと安くなるかも不透明ですし、村上春樹、東野圭吾といった大物は、まだ電子化されていません。

 何よりも、日本ではネットは無料との考えが強く根付いています。なかなか、一部のマニア(アーリーアダプター)を超えては普及しにくいと思うし、普及するにしても、漫画、写真集といったビジュアルと親和性の高いものか、マネー本など実利に結びつくものにかぎられるのではないでしょうか。いずれは普及するにしても、ゆっくり浸透いくと思います。米国の著名投資家、チャーリー・マンガーは「技術にはそれが役に立つ時と足を引っ張るときがある」との名言を残しています。技術の進歩が必ずしも投資家の役に立つとは限りません。

 指標的にみると、PERが妥当な電子書籍関連企業は多いのですが、高騰しすぎるようなら要警戒といったところでしょうか。まあ、コツコツ投信に投資する父さんにとっては、縁がないところです。なお、いつもながら、これは父さんの勝手な予想なので当たるかどうかは全くわかりませんのであしからず。

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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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