大変参考になった朝倉社長のセミナー

 SBI証券主催の「NISAの活用法と投資信託の選び方」セミナーに行きました。同種のセミナーはいろいろありますが、講師がモーニングスターの朝倉智也社長ということで、非常に楽しみにしていました。その期待にたがわぬ、質の高いセミナーで、風邪気味のなかを無理して行って良かったです。

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 NISAでどのような運用をすべきかについては、専門家の中でも意見が分かれています。値上がり期待の大きいものを選ぶべき、あるいは、リスクの小さいものを選ぶべき、りバランスができないからバランスファンドを選ぶべき、中には毎月分配型が良いという人までいます。朝倉さんは、のっけから「NISAの活用法は基本的にはない」と断言しました。一般の口座とあわせて考えるべきであり、何のために投資をして、どのくらいの値上がりを想定するか、自分のリスク許容度を踏まえながら最初に考えるべきだとしました。

 例えば、リスクをとってもいいからできるだけ値上がりを、と考える人と、元本が減るのなんて耐えられない、という人では当然、運用は別なわけです。投資の目標と、リスク許容度を踏まえた期待リターンから、どのくらいの利回りが必要かを考え、それにあったファンドを選ぶべき、というものでした。

 ただし、NISAは投資期間、金額が限定され、リバランスに適さないなど柔軟性にかけます。そのため、NISA以外で、コアの資産運用として、定期積立型の国際分散で資産を形成(リタイア層は資産を活用)し、NISAはサテライト運用として考えるべきだとされました。また、状況に応じて1年目はリスク高く、2年目は安全に、という考えもありだとされます。

 さて、自分が望む予想運用利回りが決まったら、アセットアロケーションを設定します。例えば3%以下で良いならば、株式は30%、債券は国内を中心に70%、逆に積極運用で5%以上を狙いたいなら株式70%、債券は新興国もいれて30%など。予想利回りについては、この1年が以上であり、例えばプロである企業年金の運用利回りでも10年平均で5%という結果がでており、個人投資家が10年で平均5%達成できれば、優秀であるとされました。

 自分でポートフォリオを組むのが大変だとして、バランスファンドを購入する場合は、商品ごとにまったく中身が違うので、よく中身を検討することを添えられていました。

 さて、アセアロを決めたら、各アセットごとに最適のファンドを選ぶ必要があります。重要なことは(1)コスト(2)リスクとリターン(3)運用金額の大きさと推移、です。モーニングスターのサイトを使って、実際にファンドをえらぶ方法を教えていましたが、このへんは朝倉さんの近著、「新版・投資信託えらびでいちばん知りたいこと」と紹介されているので割愛しますが、リスクリターンを見るなら3年以上、シャープレシオが重要と、基本的なことを思い出させてくれました。

 商品選びの際にはインデックスとアクティブ、どちらを選ぶかというのが出てきます。朝倉さんは予想以上にインデックス押しでした。短期でインデックスを上回るアクティブはあるが、長期で上回るものはほとんどなく、事前にどれが上回るかはわからない。アクティブのほうがコストが高いため、アクティブが不利になる。これは、株式ファンドに比べて債券ファンドのほうで、アクティブが苦戦していることでもわかる。ただし、マーケットが大きく上昇するときは、アクティブのほうが有利、逆に下落相場ではアクティブは不利、といった話でした。

 朝倉さんがアクティブに厳しい目を向けるのは、日本ではアクティブファンドの重要な点である運用者の情報がほとんど開示されていないためだそうです。米国ではファンドマネジャーがだれで、自分が運用するファンドにいくら投資しているかなどが開示されています。アクティブの場合、いかにファンドマネージャーが重要であるかということを、さわかみファンドなど具体的な例を上げて説明されました。直販のようにファンドマネージャーの顔が見えれば、その理念に共感して投資するのもありだと、朝倉さんは話していましたが、大部分のアクティブには厳しい感じ。

 さて、最適なファンドを選んだら、運用状況を定期的にモニタリングするとともに、目標を達成したら欲をかかないで安定運用に切り替える必要があるとまとめました。

 投資で成功する最大の秘訣は冷静かつ合理的に行動することですが、お金は重要だからどうしても感情がはいってしまいます。インデックスファンドに毎月積み立てるだけでは退屈ですが、感情に左右されないためにも、分散投資をコツコツと、とまとめていました。まさに納得ですね。短期に株を売買している人の多くよりも、インデックスをアベノミクス前からずっとホールドしている人のほうが利益は大きいとされてましたが、コツコツ投資家を勇気づける発言で、大いに納得しました。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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