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長期インデックス分散する投資家は幸せで儲かるとの調査

 明確な投資スタイルを持つ個人投資家は大きく分けると2種類おり、長期パッシブ分散派のほうが、短期アクティブ集中派に比べ、投資満足度、幸福感が高く、資産の形成に成功していることが、上智大学の川西諭教授らの調査でわかりました。

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 これは昨年の行動経済学大会で報告されたものですが、フェイスブックで教えられ、ネットで論文を確かめました

 川西教授らと日経マネーが協力して行った個人投資家アンケートを分析したものです。それによると、長期パッシブ分散型は、1年の取引頻度が10回未満なのに対して、短期アクティブ分散型は半数近くが100回以上の取引をしています。これに伴い、平均保有期間も3年以上VS1~数週間と明確に色分けされました。長期派が「予算内で購入できる」を重視しているのに対して、短期派はなんと「チャートから株価上昇が期待できる」を重視。しかも長期派の大半が投資しているのは国際分散の投資信託なのに対し、短期派は個別銘柄やFX、デリバティブなどです。

 単純に考えて長期派は、成長に期待してコツコツ投資し、短期派は一攫千金を狙うということですね。マスコミに取り上げられる大儲けした投資家のイメージは短期派で、長期派が大々的に取り上げられることはまずありません。

 さて、収益のほうですが、1年間の平均で見ると長期派と短期派では差がありません。しかし、短期派は勝ち組みと負け組みの差が激しいのに対して、長期派は全体的にまとまっていました。また、今回のアンケートの回答に取引手数料が考慮されていないこともありえるため、短期派のほうが良い方にバイアスがかかっている可能性があるそうです。

 1年間でなく長期間で見た場合の収益はどうでしょう。投資歴10年以上のベテラン投資家でみると、長期派の平均資産が4000万円超なのに対して、短期派は2500万円超と、実に1.6倍近い差がついているのです。10年間短期売買で勝ち続けるというのは至難の技でしょうから、結局、普通の投資家にとっては長期派が一番資産を形成しやすいということですね。面白かったのが、川西教授らの分析によると、短期派は貯蓄性向が低く、いわゆる「あぶく銭」効果が高いのでは、ということでした。短期で大儲けしたら、パァーと使っちゃおうという人が多いということですね。

 心理状態で言うと、長期派は7割が自分の投資法に満足し、8割がストレスを感じておらず、一方短期派は5割が自分の投資法に不満で、7割がストレスを感じているそうです。幸福度からいうと、長期派の圧勝ということでしょうか。

 調査は2011年、12年とアベノミクス前に行われており、この1年の急騰を考えれば、短期派の儲けはもっと増えている可能性が高いです。しかし、市場のパフォーマンスが悪い時でも8割の長期投資家がストレスを感じないということは、人生の長いあいだ投資をすることを考えると、自ずとどういう投資をすればいいか、みえてくるのかもしれません。もちろん、個人差はあるでしょうから、俺はどこまでもデイトレードで行くとか、FXで1億円儲けようという考え方は自由ですけど、僕自身は現在の投資手法が間違っていないと勇気づけられました。

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No title

遅くなりましたが、なるほどと思い、今朝Twitterで紹介してしまいました。

おもしろい記事をありがとうございました~

Re: No title

コメントありがとうございます。ツイッターでもご紹介していただけたのですね。
こういう面白い調査が日本でも行われていたというのには、ちょっとびっくりです。
インデックス派にとっては心強いですよね。
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夢見る父さん

Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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