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人が溢れかえったモーニングスターカンファレンス

 ホテルオークラで開かれたモーニングスターカンファレンスに参加しました。株高の影響か大盛況で、私は遅れて行ったのですが、メイン会場には入りきれず、音声だけ聞こえるサブ会場に。そこもいっぱいで、資料が一部足らず、参加者が係員を怒る場面すらありました。会場が狭いのか、それとも、もっと欠席者が出るとみて、多めによんでしまったのか、主催者側の不手際とはいえ、人で溢れかえっていたのには驚きました。

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 最初は朝倉智也社長の「新たな時代に向けた資産運用法」の講演。低迷する利回り、消費増税や物価上昇など消費者の負担増加、円安、変動の激しいマーケットなど投資環境は変わってきており、分散投資でリスクを抑えた運用が必要と話しました。

 また、世界経済の見通しについては、今後も新興国の経済成長に乗るべきだが、経常収支が赤字のインド、ブラジル、トルコ、インドネシアといった国々は注意する必要があり、中国、台湾、韓国など黒字国を選別するべきと述べました。また、米国は新高値更新で株価は高いものの、日本はまだ、歴史的にみると高くないとしたほか、景気が上がるとハイイールドも上がると分析。

 そのうえで、インフレなど消費者不安に対抗したほうがいいとして、短期のおすすめポートフォリオとして、日本、米国、ヨーロッパの株式各20%、新興国株式10%、先進国、新興国、ハイイールドorバンクローンに各10%とする配分を提案。中長期では、新興国の成長が期待できるとして、日本、米国、ヨーロッパ株式各15%、新興国20%、フロンティア株式5%、先進国債券15%、新興国債券ドル建て5%、新興国債券現地通貨建て10%のポートフォリオを提案されました。

 朝倉さんも認めるように、投資目標、リスク許容度、資産など投資家はそれぞれ違うから、ポートフォリオはその人ごとに違うため、朝倉案が良いとは限りません。個人的には日本債券クラスに投資しないのは嫌だなと思っています。

 まとめとして、「新たな時代の投資」の注意として、(1)目先の相場を予測しない。専門家もあてにならない=朝倉さん自身も(笑)(2)激しい相場先導が予想される中、大きな損を出さない=自信過剰にならず、直近のできごとにきにしない(3)短期の相場変動に左右されず、分散し続ける勇気と忍耐力をもつ、をあげました。

 続いて、フィデリティ商品の太田創・商品マーケティング部長の「グローバル経済動向と今後の見通し」。ここで資料がたらず、サブ会場では来場者と係員がもめていたので、講演に集中できませんでした。私も資料をもらえなかったけど、スクリーンに映し出されているからいいのに、といったのが正直な感想。

 太田さんによると、米国は株価上昇局面、欧州は各国財政が改善され、割安となっている。ユーロは本質的な問題はあるものの、投資家が危機への興味がなくなったため、市場にとっての危機は去ったと分析されました。確かに、キプロスみたいな小国の財政で大暴落するというのはファンダメンタルからおかしいですものね。投資家が関心をもつかもたないかというのは大きい。また、日本も企業利益は右肩上がりで、デフレで溜まったキャッシュフローが設備投資や人件費に回る可能性は高く、PERといった指標からみても割高でないとしました。日銀の緩和はヘタをすれば2020年まで続くだろうから、当面は買いという判断です。まら、米国リート、ハイイールドにもうまみがあるとしました。

 問題は日米欧と世界的なカネあまりにだれがブレーキを踏むかということ。過剰流動性から米国がインフレになり、金利が急上昇することですをリスクシナリオとして上げましたが、それほど考えにくいとのことでした。日本については、デフレに逆戻りすれば円高に戻ってしまうので、アベノミクスの成否にかかっているということです。

 その次は三菱UFJ投信の加田信也常務による「2014年日本株Jリート市場の展望」。加田さんによると、先進国の景気回復は順次新興国に波及し、新興国は外需依存→資源・内需国の順に景気回復する見通しです。日本は企業業績がバブル崩壊以降最高水準となり、2014年内に日経平均2万円を見込むとか。これはEPSを1246円として、PER16倍とした数字ですから、無茶な数字ではないと私も思います。日銀緩和が続くことで、円安基調となっていることや、リーマン前と比べて、米独どころか、インドやブラジルも高値をつけているのに、日本はまだ、その水準に達していない出遅れ感で、海外投資家の買いが過去最高となっていること、2013年は証券税制の関係で月間では過去最大の売り越しとなっていた個人投資家ですが、MRFの残高も通常の倍近くあり、2014年に市場に戻ってくること、などを理由に上げています。株だけでなく、Jリートも10年国債との配当利回り格差が約2.9%と低水準のため、再度上昇局面が想定されるとしました。

 日本企業の成長の条件としては、これまではコストカットによる企業利益増大でしたが、これは社会全体で見ると消費意欲の減少を招き、縮小均衡になります。これにたいして、売上拡大と適正な配分による全体最適の企業経営が求められるとしました。トヨタなど大企業で賃上げや雇用増加を打ち出しているのを見ると、既にその流れは始まっている気がします。

 当面のリスクについては、米国の長期金利急上昇とアベノミクスの挫折、と太田さんと同じことをあげていました。

 その後も、朝倉さんとフィデリティの野尻さんによるポートフォリオの実際のつくり方という対談が予定されていたのですが、インデックス投資ナイトと時間が重なってしまうため中座してしました。モーニングスターは講演の様子をいつもサイトでアップするので、それを期待しています。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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