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【投資本33】ジャック・D. シュワッガー 著 新マーケットの魔術師、マーケットの魔術師(株式編)

 パンローリングから出ている世界的に大成功したトレーダーたちへのインタビュー。先物、為替など分野はさまざまだけど、数億ドル単位の儲けがある人たちが登場し、このシリーズではジム・ロジャーズ、リチャード・デニスら僕でも知っている著名投資家の話を、シュワッガーのインタビューでわかりやすくきけます。

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 シュワッガー自身が冒頭に宣言しているし、ここに出てくるトレーダーたちも口を揃えて言っているのが、ランダムウォーク論の否定。しかも、面白かったのが、マルキールらが占星術にしかならないと切り捨てているチャートをみなさん大事に使っており、システムトレードも活発に利用していること。彼らからすれば、チャートで実際に設けているから、ランダムウォークは机上の空論でしかないというわけです。

 ランダムウォーク論者からすれば、彼らは単についていただけでチャートの意味などないということでしょうが、どちらが正しいかは解決しない論争でしょうね。私自身はその部分は流し読みしました。そもそも、この本は90年代に書かれているのですが、ITバブルやリーマンショックを彼らのうちどれだけが生き残れたかがわからないわけですしね。

 参考になったのはトレーダーの心理です。チャートの読み方などより、はるかに心理応対が重要ということが一致していました。面白かったのが大学の成績が良いから優秀なトレーダーになるとは限らないということ。例えばハーバードを一番で卒業した人は、自分の人生は間違ったことがなく、勝ち続けてきたわけです。だから、市場で想定外のことが起きても、自分が常に正しいと思っているので、対応がろくろくできないため失敗してしまうとのこと。僕自身、これはトレーダーがチャートで勝ったといっているのに似たところがあると思ったのだけどいかがでしょう。

 あとは人によって、ベッドにモニターをおいて、寝返りを打つときでも相場の状況をみなければダメという人もいれば、楽しくて楽しくてしょうがない心理になることが第一という人もおり、意見は千差万別。共通しているのは、自分にあった形のトレードを決めて、行動心理学的なバイアスに惑わされず、そのトレードを貫くようにということでしょうか。

 また、何百人もの死期を迎えた人にインタビューをした、トレーダーでもある心理学者が「最期のときに後悔しているのはみな、何をしたかではなくて、何をしなかったか」という話は印象的でした。

 内容    ★★★★
 読みやすさ ★★★★
 図書館 

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夢見る父さん

Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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