フィリピンに現金5300万円持ち込み逮捕

 フィリピン・マニラの国際空港に税関に申告をしないで現金約5300万円を持ち込もうとした容疑で千葉県出身の男が逮捕されました。男はフィリピンで投資する予定だったみたいですが、5300万円は没収されたうえ、国外追放となりました

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 日本に税金を払いたくないとして、海外に資産を逃避する資産フライトがここ最近話題になっています。個人的には、こういう行為は日本に損害を直接与えており、悪質行為だと思うのですが、メディアなどでもあまり批判はされないですよね。節税と脱税は違うのです。

 モラルの問題は別にしても、資産フライトはリスクがずいぶん高いと思います。一つは日本が安定した国情なのにたいして、海外はかならずしもそうだといえないこと。タイのデモもそうですが、日本に人気がある香港も、中国経済のクラッシュをあれだけ心配し、共産党政権は終わりであるなんて本が日本で馬鹿売れしているのに、香港は平気だと考えている理由は理解しがたいです。あるいは日本が財政破綻したら、中国、東南アジア、いずれも大きなダメージを受けるでしょうから、やる意味は薄いのでは

 また、海外への租税逃れは先進国共通の悩みですから、ますます取り締まりが厳しくなるでしょう。スイスの銀行が米国などの圧力で口座を当局に提供した例がありますが、スイスですらそうなのだから、政治力の小さい新興国では、米国などが本格的に圧力をかけたらどうなるかが微妙です。日本も国外財産調書制度で、今年から5000万円以上の海外財産は税務当局に申告しなければ、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられることになりました。

 さらに、英語や地元言語(中国語、タガログ語)などで金融の問題を話せるぐらいの語学力も必要でしょう。香港の銀行に口座を開いたのに、英語のレターを読めずに放ったらかしにしていたら、口座を凍結された、なんて話もあるようです。

 そもそも、普通の個人投資家レベルからすれば、東証上場のETFをはじめ、国内で国際分散投資を低コストでやる方法はいくらでもありますから、知識もないのに、オフショア投資などという名前だけにつられるのは、お勧めできません。

 十分に金融知識があり、語学力もあって、移住も考えている場合でないと、メリットよりもリスクのほうが高いのではないでしょうか。今回逮捕された千葉の男がどのくらい資産をもっているかわからないですが、例え100億円の資産があっても5000万円をフィリピン警察当局に没収されるのは無駄金ですし、日本の税務当局も、フィリピンから情報をうけて徹底的に洗い出すでしょう。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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