ひふみアカデミー久々の参加
レオスキャピタルのひふみアカデミーに久々に参加しました。前回参加したのは10月なので、5ヶ月ぶりになります。会場は大盛況でしたが、来月からは、ひふみ投信保有者以外は有料になるそうなので、少しは空くかな。
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ひふみ投信は2月は▲1.69%でTOPIXの▲0.71%をアンダーパフォームしました。1月は+7%と圧勝したのでその反動だそうで、上位の顔ぶれの順番が結構変わっており、3、4月に向けた仕込みを行っているそうです。
さて、藤野CEOはウクライナ情勢や中国のシャドーバンキングなどで動揺する昨今の経済状況について「パニックにならないのが大事」と説きました。藤野さんが金融業界に入ってから、バブル崩壊、2度の大地震、テロ、戦争などが起きましたが、発生でパニックに陥って投げ売りしたファンドマネジャーは生き残れないとのこと。藤野さん自身は、少し間を置いて対応するようにしているそうです。それも、パニックで相場が下がったときに何を買うかが重要で、今回もいろいろ仕込んでいるとのことでした。
ウクライナ情勢は米ロ全面対決にならずに落ち着きそうで、中国もハードランディングは避けられそう。懸念は米国と日本の景気腰折れで、米国は寒波の影響があり、さほど問題がありません。懸念されるのは日本で、消費増税の影響がありそうなほか、アベノミクスは終わったと述べました。安倍首相は経済への関心が薄れ、安全保障に移っています。アベノミクス相場を支えた外国人投資家も、靖国参拝問題などで日本離れを強めています。靖国参拝や従軍慰安婦問題は、そのことについての是非はともかく、市場にとっては悪影響があると分析していました。
ただ、黒田日銀総裁への期待は依然あり、市況が悪化した際の日銀砲があります。また、成長戦略策定に竹中平蔵さんが加わっていることもプラスで、隠し球があるかもしれないとのこと。企業業績も考えると、アベノミクスは終了したものの、景気回復は終わらずにすむ可能性もあるそうです。
そのひふみ投信ですが、2008年10月にスタートしたときの口座保有者はわずか69人でした。それが今では3万人に増えています。純資産も右肩上がりで、10ヶ月で倍増のペースを保っているとのこと。このペースだと、30ヶ月後には2000億円規模に到達します。2000~3000億円までは今の体制ですが、3000億円になると、さわかみやフィデリティ日本成長株ファンドに並ぶ国内最大規模の日本株ファンドになるため、さらに拡大するかが課題となります。
対策として、外国株への投資も考えているとのこと。それも3000億円規模になって一斉に始めるのではなく、年内ぐらいから少しずつ、ポートフォリオにインパクトを与えない形で行うそう。韓国に視察旅行へ行かれたそうで、投資先は韓国に限らず、先進国新興国いずれもチャンスがあれば投資する見込み。
面白かったのが、銘柄の選び方で、朝の8時半にファンドマネジャー、アナリストが集まり、情報交換。売買タイミングはファンドマネジャーが判断することもあれば、アナリストからヒントをもらうこともあるそうで、最近はフェイスブックで秘密のグループを作り、頻繁に情報交換しているとのことでした。藤野さんがフェイスブックで盛んに発言しているのは、まめにフェイスブックをチェックしているからということが判明しました。
売買については、暴騰、暴落があってもパニックにならずに市場に同期しないというのは前述の通りですが、そのほか、マーケットにインパクトを与えないように2~3ヶ月かけてちょっとずつ買うなどの戦術も採っているそうです。ひふみは過去1ヶ月ではTOPIXに劣後していますが、設定来では圧勝しています。今後も、この勢いが続くのか、楽しみなファンドです。
さて、藤野CEOはウクライナ情勢や中国のシャドーバンキングなどで動揺する昨今の経済状況について「パニックにならないのが大事」と説きました。藤野さんが金融業界に入ってから、バブル崩壊、2度の大地震、テロ、戦争などが起きましたが、発生でパニックに陥って投げ売りしたファンドマネジャーは生き残れないとのこと。藤野さん自身は、少し間を置いて対応するようにしているそうです。それも、パニックで相場が下がったときに何を買うかが重要で、今回もいろいろ仕込んでいるとのことでした。
ウクライナ情勢は米ロ全面対決にならずに落ち着きそうで、中国もハードランディングは避けられそう。懸念は米国と日本の景気腰折れで、米国は寒波の影響があり、さほど問題がありません。懸念されるのは日本で、消費増税の影響がありそうなほか、アベノミクスは終わったと述べました。安倍首相は経済への関心が薄れ、安全保障に移っています。アベノミクス相場を支えた外国人投資家も、靖国参拝問題などで日本離れを強めています。靖国参拝や従軍慰安婦問題は、そのことについての是非はともかく、市場にとっては悪影響があると分析していました。
ただ、黒田日銀総裁への期待は依然あり、市況が悪化した際の日銀砲があります。また、成長戦略策定に竹中平蔵さんが加わっていることもプラスで、隠し球があるかもしれないとのこと。企業業績も考えると、アベノミクスは終了したものの、景気回復は終わらずにすむ可能性もあるそうです。
そのひふみ投信ですが、2008年10月にスタートしたときの口座保有者はわずか69人でした。それが今では3万人に増えています。純資産も右肩上がりで、10ヶ月で倍増のペースを保っているとのこと。このペースだと、30ヶ月後には2000億円規模に到達します。2000~3000億円までは今の体制ですが、3000億円になると、さわかみやフィデリティ日本成長株ファンドに並ぶ国内最大規模の日本株ファンドになるため、さらに拡大するかが課題となります。
対策として、外国株への投資も考えているとのこと。それも3000億円規模になって一斉に始めるのではなく、年内ぐらいから少しずつ、ポートフォリオにインパクトを与えない形で行うそう。韓国に視察旅行へ行かれたそうで、投資先は韓国に限らず、先進国新興国いずれもチャンスがあれば投資する見込み。
面白かったのが、銘柄の選び方で、朝の8時半にファンドマネジャー、アナリストが集まり、情報交換。売買タイミングはファンドマネジャーが判断することもあれば、アナリストからヒントをもらうこともあるそうで、最近はフェイスブックで秘密のグループを作り、頻繁に情報交換しているとのことでした。藤野さんがフェイスブックで盛んに発言しているのは、まめにフェイスブックをチェックしているからということが判明しました。
売買については、暴騰、暴落があってもパニックにならずに市場に同期しないというのは前述の通りですが、そのほか、マーケットにインパクトを与えないように2~3ヶ月かけてちょっとずつ買うなどの戦術も採っているそうです。ひふみは過去1ヶ月ではTOPIXに劣後していますが、設定来では圧勝しています。今後も、この勢いが続くのか、楽しみなファンドです。