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東証くらしとおかねの講演会

 東証が日本FP協会東京支部、日本証券業協会と行ったプラスユーセミナー「くらしとおかねの講演会」に行ってきました。コモンズの渋沢会長の基調講演と、NISAについての説明&ディスカッション。プレゼン資料に貴重なデータがそろっていて、面白かったです。

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 渋沢会長の講演は「2020ビジョン 未来を拓く長期投資」というテーマ。
昨年の運用報告会のお話と基本は一緒。日本の近現代史は30年サイクルで繁栄と低迷を繰り返し、2020年以降繁栄のサイクルに入る、ということと、現在、社会の中心は団塊世代ですが、2020年以降、徐々に団塊ジュニア世代に移行するというもの。


 プレゼンデータで興味深かったのは、年代別の資金の移転(年金、社会保障、扶養などのインカム)をみると、1984年には若年層へのインカムが、高齢者層の3倍近く多かったのに、2004年には高齢者のほうが若年層を上回っています。年金、医療費などの社会保障費がたった20年でふくれあがったことが分かり、おそらく、2014年の現在は、高齢者のほうが圧倒的に多いでしょう。こういう高齢者重視の財政でよいのか、疑問を持ちました。

 また、一括投資とコツコツ投資、どちらが有利かについては、今の水準より値下がりしないというのなら一括投資といわれました。私にとってはコロンブスの卵のような発見で、たしかに、大暴落しているときは一括投資すれば儲かるもの。

 続いて、金子得栄・日本証券業協会税制室長がNISAの仕組みを説明。NISA口座は1月1日現在474万口座あり、現在は600万程度と推定されます、そのうち、65.2%が60歳以上で、20~30歳代は8.6%しかおらず、投資の初心者を呼び込むという具合にはなっていないこと、などが報告されました。

 NISAの大きな目的は、家計に自助努力に基づく長期的な資産形成を行う機会を提供することにあります。これは、金融資産がゼロの世代が28.6%と、記録のある1963年以来、最悪になっており、なんと年収1000万円以上の世帯でも10.9%がゼロになっていることが大きい。社会保障の先行きが不透明の中、こうした世代は、自助努力による長期投資が必要ということになります。今後、マイナンバーを利用した手続きの簡素化やNISAの恒久化、ジュニアNISAの創設などを協会で要望しており、より、初心者が使いやすい制度が望まれます。

 金子さんの話で興味深かったのが、金融リテラシーの向上を掲げるとともに、「NISA投資の王道は株式投資信託」といわれたことです。確かに初心者で個別株というのは、リスクの面や、研究が必要なことから、ハードルが高いのかもしれません。また、枠を使い切る必要がないことや、NISA以外の確定拠出年金、財形貯蓄なども調べることが大切、ということも上げられました。

 最後のパネルディスカッションは渋沢、金子氏に竹川美奈子さんが加わり、アナウンサーの甲斐洋子さんの司会で行われました。笑ったのが、4人ともまだNISAの投資を始めてなかったこと。渋沢さんに至っては、開設手続きもまだだそう。なんか、いっきに説得力が…

 シンポもオーソドックスな議論で、全体のアセットアロケーションのなかで考えること、少額で良いからスタートすること、出口戦略も考えること、などの意見が出ました。良いアイデアだと思ったのが、渋沢さんが、NISAの恒久化は若年層を先行して行ったらどうか、というもの。確かに、若年層を投資に呼び込むとともに、世代間の所得移転につながるでしょうから、こうした動きは歓迎したいですね。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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