【投資本40】岡崎良介著 お金が勝手に稼いでくれるフリーランチ投資家になろう!
長期国際分散投資でリスクを最小限に抑え、アクセスしないで、お金が勝手に増えていく投資法を筆者は「フリーランチ投資家」と呼びます。インデックス投資家が増えた昨今では、受け入れやすい理論ですが、出版が2005年と古いので、当時は斬新な発想だったのかもしれません。デイトレードの禁止やむやみに高いリターンを狙ってこけることがないよう注意するなど、今読んでも十分参考になります。
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過去のデータを元に分析しており、アメリカの研究のように何十年スパンでなくて、せいぜい10数年というのが弱点ですが、納得できる内容。特に、先進国株、外国(先進)債券、日本株、日本債券の月次の騰落を単純に○×で記録して、2ヶ月連続4つのアセットとも同じ結果がでればトレンドが変わる、という指摘は参考になりました。また、鉱工業指数をはじめ、長期投資家といえどもチェックしたほうがいい経済指標の説明も参考になります。
推奨しているポートフォリオは外国債券7割と株3割という配分は理解できます。ただ、外国債券を保持する期間が過去の例からいって7年というのが理解できませんでした。実際に買って7年たったら別のアセットに移すのか、それともいったん利益確定して、再度、同じ外国債券を買うのか。ずっとバイアンドホールドでないとならないというのか、どうなんでしょうか。
また、日本株などは上昇局面では2割上がったら利益確定したら良いとしていますけど、今回のアベノミクスように1年で9割近く上がった相場では、2割で利益確定したら、残りの分は指をくわえて見てなければなりません。そう考えると、大本の発想は良いにしても、戦術面ではちょっと私の考えとは違う本でした。
内容 ★★★
読みやすさ ★★★★
図書館
推奨しているポートフォリオは外国債券7割と株3割という配分は理解できます。ただ、外国債券を保持する期間が過去の例からいって7年というのが理解できませんでした。実際に買って7年たったら別のアセットに移すのか、それともいったん利益確定して、再度、同じ外国債券を買うのか。ずっとバイアンドホールドでないとならないというのか、どうなんでしょうか。
また、日本株などは上昇局面では2割上がったら利益確定したら良いとしていますけど、今回のアベノミクスように1年で9割近く上がった相場では、2割で利益確定したら、残りの分は指をくわえて見てなければなりません。そう考えると、大本の発想は良いにしても、戦術面ではちょっと私の考えとは違う本でした。
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