投資しているって友人にいえる?
草食投資隊のワンコインゼミナールに参加しました。渋谷ヒカリエというおしゃれな会場で、びっくり。しかもNHKの取材まで入っていました(23日放映のおはよう日本だそうです)。テーマは節約投資ということでしたが、質疑で「長期投資を友人に広めるにはどうしたらよいか」という質問があり、それが一番面白かったかも。



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節約投資とは、あらかじめ収入から天引きして投資すれば、家計の節約にもつながるといったもの。草食投資隊は現役世代の資産形成を目標にしていますから、お金に余裕がない世代ほど投資が必要というスタンス。さらに、儲かった分を使うのではなく、再投資で複利のパワーを生かすというのも節約投資だということで、まあ、どちらも納得です。
さて、質疑の時間で、若い女性から「友人に長期投資のよさを広めようと思ってもうまくいかない、どうすればよいか」との質問がありました。これに対して、セゾン投信の中野社長は「一番やってほしいのは長期投資の輪を広めること。とっておきの策はないが、草食投資隊の本を貸してあげればどうか。共感の輪が広がるツールが本である。あるいは、無理やりこの会につれてくる。あとは泰然自若と長期投資を進めて、『楽しく長期投資しているの』といって、素敵になっていくのを見せたらどうか。長期投資を恥ずかしがらず、堂々と背中で示してほしい」と話しました。
レオスキャピタルの藤野CEOは「若い世代と話していたり、東証で学校の教員向けのセミナーを開いたとき驚いたのが、投資が悪というのはまだしも、会社は悪とか働くことが悪と思っている人が多いこと。リスクをとらないことが善とされている。投資が悪というのは実はお金を減らしたくないお金が大好きな人なのに、普通の社会がそうなっている」と現状を分析。
コモンズ投信の渋沢会長は「長期投資のキーワードは『愛』と『美』。恋と愛の違いは、恋は見詰め合うことだが、愛は同じ方向を向くこと。だから、親から子供への愛や人類への愛という言葉がある。長期投資も同じ方向を向くことで愛がある。また、投機は価格できまるが、長期投資は投資先の価値で決まる『美』」とロマンティックな見方を示しました。
私自身、前回のエントリーで書いたように、友人や同僚には自分が長期投資をやっていることを話していません。一度だけ、大手証券に勤めている同級生にインデックスメインの長期投資をしていると話したことがありますが、ブラジルレアル建て債券を勧められましたwww。
会社では本業で一生懸命働くことは奨励されていますが、投資というか金儲けについては嫉妬も含めて嫌悪感があり、とても、投資をしているといえる雰囲気はありません。窓際のおじさんでも、わざわざ社内で顰蹙を買う行為をとろうとは思えません。
友人をセミナーに勧誘するのにも二の足を踏んでしまいます。今回のセミナーもそうなのですが、投資系の集まりって、信じるものは救われるとの宗教的なイメージがあるんですよねえ。投資セミナーに行こうというと、ア●ウエイかなんかの物を売りつけようと思われるのでないかと。私は大学時代の友人が思想系のセミナーにはまって勧誘され、距離を置いた経験があり、自分がそういうふうに思われるのも嫌だなという気持ちも正直あります。
仕方がないので、このブログでせっせと長期投資の良さを広めようとしています。いつか、リアルの友人ともこうした話題ができればいいかな。それよりも、娘が大きくなったときに一緒に『愛』のある投資ができれば最高かもしれません。
さて、質疑の時間で、若い女性から「友人に長期投資のよさを広めようと思ってもうまくいかない、どうすればよいか」との質問がありました。これに対して、セゾン投信の中野社長は「一番やってほしいのは長期投資の輪を広めること。とっておきの策はないが、草食投資隊の本を貸してあげればどうか。共感の輪が広がるツールが本である。あるいは、無理やりこの会につれてくる。あとは泰然自若と長期投資を進めて、『楽しく長期投資しているの』といって、素敵になっていくのを見せたらどうか。長期投資を恥ずかしがらず、堂々と背中で示してほしい」と話しました。
レオスキャピタルの藤野CEOは「若い世代と話していたり、東証で学校の教員向けのセミナーを開いたとき驚いたのが、投資が悪というのはまだしも、会社は悪とか働くことが悪と思っている人が多いこと。リスクをとらないことが善とされている。投資が悪というのは実はお金を減らしたくないお金が大好きな人なのに、普通の社会がそうなっている」と現状を分析。
コモンズ投信の渋沢会長は「長期投資のキーワードは『愛』と『美』。恋と愛の違いは、恋は見詰め合うことだが、愛は同じ方向を向くこと。だから、親から子供への愛や人類への愛という言葉がある。長期投資も同じ方向を向くことで愛がある。また、投機は価格できまるが、長期投資は投資先の価値で決まる『美』」とロマンティックな見方を示しました。
私自身、前回のエントリーで書いたように、友人や同僚には自分が長期投資をやっていることを話していません。一度だけ、大手証券に勤めている同級生にインデックスメインの長期投資をしていると話したことがありますが、ブラジルレアル建て債券を勧められましたwww。
会社では本業で一生懸命働くことは奨励されていますが、投資というか金儲けについては嫉妬も含めて嫌悪感があり、とても、投資をしているといえる雰囲気はありません。窓際のおじさんでも、わざわざ社内で顰蹙を買う行為をとろうとは思えません。
友人をセミナーに勧誘するのにも二の足を踏んでしまいます。今回のセミナーもそうなのですが、投資系の集まりって、信じるものは救われるとの宗教的なイメージがあるんですよねえ。投資セミナーに行こうというと、ア●ウエイかなんかの物を売りつけようと思われるのでないかと。私は大学時代の友人が思想系のセミナーにはまって勧誘され、距離を置いた経験があり、自分がそういうふうに思われるのも嫌だなという気持ちも正直あります。
仕方がないので、このブログでせっせと長期投資の良さを広めようとしています。いつか、リアルの友人ともこうした話題ができればいいかな。それよりも、娘が大きくなったときに一緒に『愛』のある投資ができれば最高かもしれません。