肉食投資が必要と日経マネー
日経マネーの6月号の特集は「肉食投資」。コツコツ定期的に積み立てる草食投資は私も実践していますが、日経マネーによると、「草食投資だけだと資産が大きく殖えない、取るべき時に積極果敢にリスクを取る肉食投資」が必要というものでした。
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肉食投資をすることによって、年9.1%で回して、2020年の東京五輪までに5000万円の財産を作るというもの。取材中にも多くの専門家から「夢物語ではない」とお墨付きをもらったそうです。
以前書きましたが、コツコツ草食投資、中でもインデックス投資というのは、短期的には財産は大きく増えないというのは事実です。けれでも、その一方で、肉食投資をするよりも、大きく減る危険も少ない。ここらへんは、その人のリスク許容度の問題であり、肉食投資をしたい人はどうぞご自由にというしかありません。
しかし、長期的にどうかというと、減る危険が少ない分、肉食投資よりもボラティリティが低いうえに、一定の期待リターンがあるわけですから、草食投資が肉食投資に必ずしも負けるとは思えません。かつて、デイトレーダーがドラマの主人公になったり、マスコミを大きく騒がせましたが、その多くがたかだか10年ぐらいで姿を消しているのを見ると、20年、30年の長期を考えたときには草食投資のほうが有利だと信じています。
また、日経マネーの特集では、有名エコノミストや凄腕投資家たちに見通しを聞いていますが、こうした専門家の見通しは当たらないものが多いというのも、私の考え。それでも、肉食投資をやりたいというのならば、専門家のいうなりにならずに、自分にあった投資手法を見つけたほうが勝率が高いと思います。
それにしても、日経マネーがこうした個人投資家をあおる特集をするというのは、市場のひとつの曲がり角にきているのですかね。