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少しは目論見書が読めるかな

 投信評価サイト、eFundEvの投信目論見書読みこなし講座にいってきました。投信の目論見書は重要だとは分かっていますが、ついつい斜め読みにしちゃったりします。基本を一から習おうということで、参加しました。講師はeFundEvの運営元パワーソリューションズの投資教育・普及担当の平田仁志さん。同社の新入社員も参加しての読みこなし講座です。

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 実際にひふみ投信、トレンドアロケーションオープン、セゾン資産の達人ファンドの目論見書をみながらの講義です。まず、投信目論見書には交付目論見書と請求目論見書があります。交付目論見書は投信を購入する際に、販売会社から交付されるもの。請求目論見書はより詳細なもので、購入する投資家が請求するものです。以前は請求目論見書に近い詳細なものが配られていましたが、あまりにも細かいので読み飛ばす人が続出。私もいつも断念しました。そうしたことから、投資家に最低限必要な情報を提示する交付目論見書ができたそうです。

 さて、目論見書は5つのパートからなります。(1)商品分類表・属性区分表(2)ファンドの目的・特色(3)投資リスク(4)運用実績(5)手続き・手数料。

 このうち、ファンドの目的・特色に何がかいてあるか理解できない場合は、購入を控えたほうが無難だそう。たとえばこの講座では取り上げられませんでしたが、野村リートプレミアムの交付目論見書にはREITに投資するとしたあと「加えて保有する銘柄にかかるコールオプションを売却し、オプションのプレミアム収入の獲得を目指す」と書かれています。オプションのプレミアムはブラック・ショールズ式で自分で算定できるので、金融関係者やオプションに詳しい人はやっているでしょうが、私には複雑でとても理解できません。まして、「オプションってなに?」というレベルの高齢の個人投資家がじゃんじゃん購入しているのでしょうから、目も当てられません。

 もうひとつ重要なのは手続きと手数料。コストの重要性はこのブログでも何度も書いてあるとおり、たとえば販売手数料3.15%で信託報酬1.85%の投信を100万円購入した場合、1年間で5万円も手数料を惹かれてしまうわけです。同じジャンルの投信を購入、ましてインデックスを購入するのならば、手数料はきわめて重要です。また、ファンド・オブ・ファンズの場合は実質的な負担額も上がるわけです。さらに言えば、ファンドがアセットを売買するときの手数料などその他の費用は決算にならなければわからないわけで、この点も留意が必要です。

 手続きでは申し込み不可日や繰り上げ償還の条件なども書かれており、これもきちんとチェックしなければだめですね。

 興味深かったのが、平田さんが手数料が高くてもリターンが高いほうが、手数料が安くてリターンが低いファンドよりもOKといったところ。確かにその通りなのですが、インデックス投資家としては、その部分はあまり関係なかったかな。それにしても1時間半、みっちり講義をしてもらい、目論見書を読む楽しさが少しは分かった気がします。

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Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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