日本経済の展望

 野村證券主催の講演会「日本経済の展望」に行ってきました。講師は同社シニアアナリストの尾畑秀一さん。6、7月にかけて、成長戦略の発表、金融緩和の有無など日本経済にとって大きな影響があるできごとが続きそうで、経済ニュースからは目が離せない感じです。

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 講演の内容です。まず、今年最大のリスクと思われた消費増税についてですが、14年1~3月期の実質GDPが前期比5.9%増と市場予想を大幅に上ぶれしました。これは設備投資が主な要因です。景気回復の動きが出ている中、設備の過剰感は解消しつつあり、先行指標も回復を示唆しています。

 一方、消費については、振幅が大きくなることは裂けがたいものの、腰折れする可能性は低いとの予想でした。景気回復から人手不足となっており、正社員化も進み賃金が押し上げされることが下支えとなりそうです。ちなみに増税前に、耐久消費財が売れ、サービス消費が抑制されましたが、世代別では65歳以上がこのような動きをしています。ちなみに前回の消費増税時には40代後半~50代がこのような動きをとなり、これはともに団塊の世代というのが面白い。

 問題は円安なのに輸出が回復しないことですが、これは主要輸出先である欧米、中国の景気に左右されるもので、欧米は堅調になりつつあれば、期待できるもの。こうしたことから、消費増税の影響があれど、日本の景気は堅調に推移しそうな感じでした。

 さて、インフレ率ですが、足元の1.3%程度で鈍化しそう。従って、追加の金融緩和の可能性もあるのですが、早くて7月。さもなければ10月以降という感じでした。7月というのは、成長戦略とあいまって、株価を押し上げようという政府サイドの意向を日銀が斟酌した場合。しかし、中央銀行は独立しているわけですから、その可能性は大して高くなさそうです。そうなればインフレ率の頭打ちがはっきりする秋以降の目が出てきそうです。

 当面の最大の焦点はアベノミクス第三の矢の成長戦略。特に法人減税にどこまで踏み込むのか、GPIF改革で株式市場に資金が流入するのか、TPP交渉がうまくいくのか、労働市場改革はどうなるかなど、注目のメニューがいくつも並んでいます。このうち、どれだけ市場の期待に応えられるかが、アベノミクスの成否にかかわってきます。

 しかし、僕の感想ですが、先日「GPIFの改革は見送りへ」なんて報道がありました。一番、抵抗の少なそうなGPIF改革ですら先送りなら、他のメニューも期待できなそう。6月に発表される骨太の方針がどうなるのか、安倍首相の関心が外交・安保面から経済にシフトして、本格的な改革を行われることを期待しています。

 

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No title

こんにちは。

外交面も確かに大事ではありますが
一般市民にとっての関心はやはり経済ですよね
いろんなしがらみというか抵抗があるとは思いますが
安倍首相には頑張っていただきたい物です。

話しは変わりますが僕もセミナーなどに参加してみたいなあと思ってはいるんですが地方ということに加え、コミュ障なので一歩踏み出せません(泣)

アクティブな夢見る父さんさんを見習いたいなぁと
思う今日この頃です。

Re: No title

コメントありがとうございます。
僕もコミュ障ですし、オタクなので人付き合いは苦手です。┐('д')┌
でも、証券会社のセミナーだと他人と話さずにすみますし、
草食投資隊などでは、ほかではできない投資の話ができるので
せっせと参加しています。窓際なので時間に余裕がありますし。

いま、割と地方でもセミナーとか行われているのでふわわたさんも
参加してみるのもいいかもしれません。
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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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