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【投資本45】ジョン・R. エムシュウィラー著 東京ジョー―ネット・トレーディングのいかさま師たち

20世紀末、インターネットが普及しはじめたころ、ネットトレーダー業界に棲み付いた魑魅魍魎を、ウォールストリートジャーナルの記者がレポートした本。企業小説かと思えるような荒唐無稽な話の連続に、訳文がかなりハイテンションですが、事実だとすればたかだか15年前なのに、今、僕が見ている世界とまるっきり違う世界が広がっていて面白かったです。

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 東京ジョーというのは、韓国系アメリカ人のパクという人物で、彼がシリコン・インベスターという投資家が集まる掲示板で、特定の株の上げや下げを推奨。それがあたるため自ら会員制のソシエテ・アノニムというサイトを作ります。当時、彼はウォールストリートジャーナル、ニューヨークタイムズをはじめマスコミにも取り上げられるネットトレーダーの寵児でした。しかし、本業はブリトー屋だったというのもおかしい。

 しかし、人気が集まれば敵もできる。彼がやっているのは投資詐欺だとののしるグループもできました。また、東京ジョーは大企業ではなく、未上場企業を中心に投資していましたが、こうした企業の中には詐欺師が経営しているものもあり、投資化を困惑させました。

 本書では、東京ジョーをはじめとした、いかがわしさ満載のネットトレーダーたちやいんちき企業、さらにはSECの調査官まで綿密に取材しています。最終的に東京ジョーをはじめ、何人もがSECに摘発されており、今では彼の名前もまったく聞かなくなりました。本当にコンゲーム(詐欺ゲーム)の世界ですね。日本でも投資スキャンダルというのはいくつもありましたが、被害が世界規模になっているだけ、スケールが違いました。ハイテンションな文体に慣れれば、面白い作品といえましょう。

 内容    ★★★

 読みやすさ ★★★

 図書館 

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夢見る父さん

Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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