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プロも勧めるNISAで毎月分配型

 金融庁が「NISA口座の利用状況等に関する調査結果」を公表しました。(PDF) 全体的な概要については、すでに、吊られた男ブログさんがまとめています。



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 ざっくりいうとNISAの総口座数は650万3951口座で、60歳代以上が59.8%の一方、20歳代3.2%、30歳代7.7%にとどまっており、幅広い層へのNISA拡大という金融庁の目標はかなえられていません。買い付け金額は1兆34億円と1兆円を突破したことは、マスコミでも取り上げられました。



 さて、僕が一番びっくりしたのは、日ごろから投資や資産形成にアドバイスを行っている、ファイナンシャルプランナーや金融機関の証券営業員、管理職9727人に聞いたアンケートです。投資家の動向は彼らに聞けば把握できるわけで、投資経験豊富な客のほうが積極的とか、高齢者のほうが積極的など、なんとなく理解できる質問と回答が続く中、NISAにおける推奨商品というのがありました。



 第3位は配当が期待できる株式等、第2位は値上がりが期待できる株式等で、ここまでは納得できます。第1位は毎月分配型投資信託で、実に専門家の47.7%(複数回答可)が、推奨したのでした。



 毎月分配型の是非については、絶対否定派から、絶対肯定派までが持論を展開しています。しかし、長期投資には向かないというのは、客観的にみて事実といえましょう。なぜなら、利益が出ると税金でひかれるわけですし、利益が出ないと元本が取り崩されるわけです。それなのに、投資をアドバイスする専門家の半数近くが、国が長期投資の普及のために導入したNISAで、毎月分配型を勧めるというのはどういうことなのでしょうか。



 ちなみに、顧客ニーズの高い商品の第1位も毎月分配型が堂々の1位で58.3%を締めます。いや、長期投資を考えないとしても、税金を払わないですむシステムなのだから、値上がりが期待できるもののほうが重要でしょう。もちろん、個別株で何が値上がりするかは事前にはわからないと思いますが、それでも、毎月分配型がプロ、個人投資家の双方から、値上がり株以上の人気があるとは思いませんでした。



 FPなどの専門家は、毎月分配型が長期投資においていかに非効率か説明して、個人投資家を啓蒙するのが仕事だと思うのですが…。そもそも、毎月分配型で元本払い戻しになってしまえば、もとから非課税なのでNISAを使う意味がゼロなわけですし。そう、専門家をdisっていたら、意外な結果になりました。(続く)

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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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