中国経済、いつの間にか復活のわけ

 野村證券のセミナー、「為替市場の見通し」へ行ってきました。講師は同社エコノミストの平山広太さん。海外の最新情勢が説明されましたが、一番驚いたのが、中国経済が復活していたこと。なんと株価はこの2週間で10%も上昇していること。今も週刊誌などで、中国経済はクラッシュするという話が出回っているのに、これはいったいどういうわけか、わかり易く説明してくれました。

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 中国の金融不安に関しては今年3月までは大きな問題となっていました。シャドーバンキング、理財商品などの言葉がマスコミをにぎわせていました。実際、3月には中国本土で初のデフォルト(上海超日太陽能科技の債券)が起き、不動産開発業者が破綻します。しかし、4月2日に国務院が経済政策を決定し、8日は「信託公司のリスク管理の指導意見」という通知が出され、信託商品をデフォルトさせない方針が明らかになります。このように、中国政府が対策をうまくとっており、例えばHSBCの製造業PMIでも3月からV字回復しているなど、政府の景気下支えが功を奏しています

 また、ユーロ圏の銀行では今秋にストレステストが終了します。これは中国に限ったことではありませんが、ストレステストが終了すれば、リスクの高い新興国への投資が行われる見込みで、これも追い風になりそう。

 ただし、今回のような政府が完全に景気回復を人為的に行うということは、短期的には問題なくても中長期的には限界が来る可能性があり、特に2017年に習近平体制の2期目が始まると、景気対策より構造改革に着手する可能性があるそうです。

 また、平山さんは指摘しませんでしたが、中国の場合、政治的、外交的にトラブルをたくさん抱えています。そうしたものが爆発した場合は、当然、経済にも悪影響があるわけです。株価がそこすらも織り込んでいるのに値上がりしているかどうかはわかりませんが。

 さて、為替のセミナーということで、最大の焦点のドル円ですが、基調としては円安が定着しているものの、相場は完全に膠着しています。これはアメリカの金利が上がりにくいためであり、市場がアメリカ経済がしっかり回復したとみれば、金利が上昇するとの見方でした。そもそもFOMCメンバーの見通しでも、定常状態なら妥当な金利水準(10年ものの金利が到達するだろう妥当な水準)が現在、下がってきているそうです。企業が投資をしておらず、家計の消費も本格的にはなっていません。

 QE3は10月には終了するでしょうから、そこでアメリカ経済がしっかりと回復できているか。平山さんは年末には108円近くまで円安になるとの見通しを持っているそうです。どうなることでしょうか。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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