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「預金バカ」セミナー

 セゾン投信の中野晴啓社長の新刊「預金バカ」の出版記念セミナーにいってきました。実は、前日、草食投資隊のバーベキューがあって、中野社長から参加を呼びかけられ、ノコノコいきました。ちなみに8月6日は、草食投資隊のバーベキュー、六本木のコツコツ投資の会、そして鎌倉投信の鎌田社長のセミナーと、3つも面白そうなイベントが固まっていて、何でおんなじ日に…とちょっと悲しかったです。

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 さて、「預金バカ」とは刺激的なタイトルですが、これまでのセミナーでも聞いてきた中野さんの熱い思いと、セゾン投信立ち上げにあたっての苦労話などがまとまっており、大変面白い本です。

 セミナーは中野さんと金融ジャーナリストの鈴木雅光さん、それにアナウンサーの内田まさみさんの3人の鼎談方式でした。中野さんは「親から預金しなさいといわれて、日本人のDNAに預金が刷り込まれている。親の世代は10年で倍になるという高金利の時代の意識が残っているが、今は、インフレ目標なのに、金利を抑えるというようになっている。預金だけしても、銀行に資金が滞留し、赤字国債の購入につながり、日本の社会の足を引っ張っている。それを何とか修正したい」と熱く語り、「かつては銀行は高金利で(景品に)サランラップなんかをくれたけど、今は金利が低くサランラップもないというのは銀行の意思表示なのに、それでも銀行に預けようとする。預金だけではバカをみることになる」といいました。

 さらに、「国債で吸い上げられたお金は霞ヶ関が好きなように差配して、変なところに空港や橋を作ったり、特殊法人を作って、赤字国債が増えていく。資金があるかぎり、国の体質は改まらない」とヒートアップ。社会を変えるためには、生活者自らが自分でお金を動かし、投資を通じて経済に参加して、社会を変える意識を持つ必要があるとしました。

 結局、日銀と日本政府が、インフレなのに低金利という、異例の事態を巻き起こそうとしており、日銀が新規発行の国債の多くを買い入れているから、現状はうまくいっています。従って、預金をすると実質金利がマイナスになって損するだけなんですよね。中野さんは「そのことに気づいた人が(投資へと)動いている。気づかなかった人は何十年後に『あれ?』ってことになるが、全員は救えない」といいました。

 確かにこれだけ情報があふれているので、最終的にどうするかを決めるのは自己責任なのかもしれません。

 驚いたのが中野さん本人のポートフォリオ。著書には、セゾン、さわかみ、ひふみ、コモンズ、鎌倉投信に投資していると書かれていましたが、セゾン投信立ち上げ時に、財産のほとんどでセゾン投信を一括購入。その後、セゾンを含めた各社に積み立てており、現金はなんかの際に必要な数十万円しかないそうです。投資の本には生活防衛資金が半年~2年分ぐらい必要といわれていますが、中野さんは「ケガをしたり、急にお金が必要になれば、必要な額を取り崩せばいい。現金化には5日ぐらいかかるが、投信は性能の悪いATMだと思うだけ」といわれました。

 さすがに自分で事業をする人は、思い切ってリスクをとるなあ、というのが正直な感想です。ちょっと僕には無理かな

 長期投資については「長期投資だからリスクが少なくなるという説は正確ではない。ただ、世界経済は名目6%、実質4%で成長すると見通している。ベンジャミン・グレアムが『10年たてば価格は価値に収斂する』といっているが、長期投資をすれば、やがては成長率に収斂する」といいました。

 あたりまえですけど、ダメな企業(日本市場もこの20年でみればそうですね)をただもっているだけでは、損する可能性は十分にあるわけです。けれども、世界全体なら成長するので、そこに乗っかろうという中野さんの考えは僕も賛成することです。

 長期投資は何年かということについては、前述のように、「お金が必要になれば、必要な額を取り崩せばいいのであり、投資自体は生涯続けていくべき」と話されました。まさに意を強くしたセミナーでした

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Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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