貧者の税金

 2012年版のレジャー白書が発表されました。日本生産性本部が年に1度まとめているもので、2011年1年間の国内の余暇の状況がまとめられています。

 2011年は東日本大震災の発生に加えて、経済活動の停滞もあり、全体的に余暇活動は縮小しました。例えば、これまで最も多かったドライブは900万人も減って5300万人に。外食も700万人減って5300万人に、映画に至っては1000万人も減って4100万人になっています。

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 金額を見ても、ほとんどの分野で落ち込んでいます。不況に強いと言われた娯楽でも、ゲームセンター、パチンコ・パチスロ、競馬など公営競技などは軒並み減少。そんななか、購入金額が増えたのが宝くじで2008年以来の1兆円超えとなりました。

 実は宝くじは購入者にとって損なギャンブルです。国などの胴元がもっていく控除率は、競馬が25%なのに大して、宝くじは55%と半分以上国がもっていってしまいます。言い換えれば、1000円宝くじを買った瞬間、国に550円を持ってかれてしまうわけです。また、今年の年末ジャンボ宝くじで1等4億円が当たる確率は1000万分の1。10枚1組で販売されますから、実質100万分の1です。ちなみに交通事故死をする確率は2万4000分の1(人口1億2000万人、交通事故死者数5000人で計算)ですから、100万分の1がいかに小さいかわかるでしょう。

 米国の研究では宝くじの購入者は貧しい人が多いそうです。高卒以下の学歴者は大卒者の4倍も宝くじを買うとか。大阪商大の谷岡一郎氏の調査では、日本でも同様の結果がでたそうです。貧しいひとほど、なけなしの金をはたいて買うため、そのため、「貧者の税金」とも呼ばれています。

 宝くじを買う人の心理はコツコツためてもたかがしれている。それよりガツンと当てたほうがいいというわけでしょう。実際、毎週宝くじを買い、月15000円を支払っている人がいます。同額をコツコツ積み立てて年5%で回しても、30年後に1255万円にしかなりません。宝くじの1等4億円になるまで積み立てるのは、96年かかってしまいます。それだったら、いっそう宝くじに、となるわけです。

 実は父さんも毎回10枚3000円だけ買っています。当たるわけないと思っても、購入から抽選までの1ヶ月近く夢を見れますから。映画で2時間1800円払うのと比べても、夢見る代金としては妥当かな、と思ってしまいます。26日からの年末ジャンボも買うつもりです。

 ちなみに、100万分の1というのは、東日本大震災前に、電力会社などが原子炉損傷が起きる確率と計算していたのと同じ数字。一方、そうはいっても年間ジャンボ宝くじに当たる人は、グリーン、ドリーム、サマー、オータム、年末合わせて300人を超えるわけです。うーむ、確率というのはなかなか不思議なものですね。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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