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サラリーマンはサラリーマンに投資する

 ひふみ投信と髙木証券の共催セミナーに行きました。前半はひふみの案内、後半は髙木証券が開発した投信の窓口サービスの紹介です。ひふみのパフォーマンスなどはこれまでもこのブログでさんざん紹介しているので省略しますが、面白かったのが、ひふみの藤野CEOが発見したサラリーマン企業VSオーナー企業の法則でした。

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 藤野さんがかねがね説明しているように、アベノミクス前の2002年~12年の10年間でも日本の上場企業の70%の株価が上昇しています。しかし、大企業で株価上昇したのはわずかで、大半が中小型株。大企業でもソフトバンク、ユニクロといったオーナー企業は調子が良いそうです。トヨタも創業者一族が社長なので、オーナーとサラリーマンのハイブリッドといえますが、世界一の強さを誇っています。

 なぜ、サラリーマン企業はダメなのか。藤野さんの分析では、オーナー企業は株価があがれば、自分の資産も増えるから株価を上げるインセンティブがある。しかし、サラリーマン企業の社長は、そのようなインセンティブはないから、思い切った決断ができないということでした。サラリーマン企業でも商社のように、一時期、業界全体が冬の時代を迎えたところは生き残りに必死ですが、安泰な企業ほどリスクをとらず安定志向に走ります。したがって大企業の内部留保も増えていく。

 さて、こうしたサラリーマン企業ですが、不思議とサラリーマンの投資家が投資先に選ぶことが多いそうです。個人投資家だけでなく、大手の運用会社などでも一緒。結局、名前の知らない企業に投資して損をするよりも、周りの人と一緒に聞いたことのある大企業に投資すれば安心という心理が働くのでしょう。また、マスコミでも、小さな企業が最高益という記事よりも、大企業が赤字という記事がはるかに大きく扱われるわけだから、利益を出している中小型株にはなかなか目がつきにくい。アナリストも大型株はすべての会社をカバーしているのに、中小型株はなんと8割の会社はカバーされていないそうです。

 藤野さんの話しを聞いて、僕は毎月分配型が人気な理由の一つにこれがあると思いました。証券会社が売れ筋ランキングというのを大々的に取り上げるから、毎月分配型はますます資金が流れ込むわけです。

 逆にいうと、こうしたサラリーマン投資家は、市場のカモになる可能性が高い。カモを養分にして、マスコミやアナリストも注目していないような良い企業を見つけるというのが、ひふみの本領というわけで、僕もサラリーマンですが、ひふみにうまく乗ることで、自分がカモにならないようにしたいと思います。

 後半の髙木証券ですが、SBI証券でネット証券共同プロジェクトなどでおなじみの植村佳延さんが、いまは髙木証券に転職されていました。植村さんは中小証券の生き残りとして「投信の窓口」宣言をされ、顧客の目線に立ち、日本の投信すべてを対象にした、ファンドリサーチサービスを始めたそうです。

 これはモーニングスターのようなサービスを、より細やかにしたもので、運用成果、元本の安全性、分配金の魅力、コストの4つの指標を軸に4000本近い投信を定量評価したものです。しかも、顧客のポートフォリオに応じて、お勧めの商品も出せるというもので、コストが指標にあるわけですから、高コストの回転売買をすすめるようなものとは一線を画しています。

 デモストレーションでひふみ投信を分析していましたが、なかなか面白い。ユーザーインターフェイスもSBIのものに似ており、使いやすかったです。アクティブ投信をメインにしている人は一見の価値があるのではないでしょうか。

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Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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