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時代はもうロボット アジアエイジングサミット

 高齢化社会にどう対応するのか、産官学医が議論する「アジアエイジングサミット」(国立長寿医療センター主催)に行ってきました。いろいろプラグラムがあり、「高齢者の暮らしとお金」セクションを楽しみにしていたのですが、残念ながら大はずれ。相続税の節税の仕方みたいな、どこぞの証券会社のセミナーみたいな話が中心なのでがっかりしました。その代わり、「超高齢社会のロボット」が非常に勉強になりました。時代はもうロボットなんですねえ。

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 セッションでは才藤栄一・藤田保健衛生大学教授の基調講演のあと、国際電気通信基礎技術研究所社会メディア総合研究所の萩田紀博所長、国立長寿医療研究センターの近藤和泉部長、トヨタの玉置章文パートナーロボット部長、パナソニックの河上日出生アシストベッドプロジェクトリーダーがそれぞれ講演をしてパネルディスカッションになりました。

 才藤教授はトヨタと組んで、リハビリ介護用のロボットを開発中だそうです。ロボットといっても、人型ロボットではなく、自分で判断できるセグウェイというような感じだったり、サイバーダインのような、人間の動きを助ける補助装置みたいなもの。要介護認定の人数が2000年から2013年で2.6倍に膨らんでいるように、介護対象者は爆発的に増え続けており、ロボットの支援なしではとても対応できません。才藤教授は、「10年後にはロボットだらけになっているだろう。楽観的にいえば2年後には変わっている」と予測していました。

 萩田所長は電動車いす型ロボットを紹介。利用者が乗ると、自動運転したり、場所に応じて話をしたりします。既に、ショッピングモールなどでの実証実験が始まっているそうです。制度的には今年初めてISOで安全基準ができて、PL法をクリアしたこともあり、来年からロボット事業が動きだすとの見方でした。近藤部長は、介護ロボットを使ったリハビリは、通常の3~5倍の成果が出ていると説明。さらに、動物型のしゃべるロボットを使って認知症の対応なども進んでいるそうです。

 玉置部長は、トヨタの理念を「すべての人に移動の自由を」と説明しました。自動車だけでなく、個人が移動することを支援する。車に乗れない高齢者は自分の力で動けるよう、医療や生活自立、介護支援をロボットで行うというものです。生活支援ロボットの実証実験ではALSの患者から「介護者に頼まず、自分の意思で作業できる喜びは健常者にはわからない」との感想を得たとのこと。あと2、3年で実用化できるそうです。

 河上さんの紹介したパナソニックのロボットは、電動車いす+介護用ベッドという形。こうなると、僕の持っていたロボットに対する概念というのは完全に打ち砕かれます。

 トヨタやパナソニックといった大企業が、介護ロボット事業に力を入れており、しかも、日本は世界で最も高齢化が進んでいるわけですから、市場もできます。ここで、介護ロボットのデファクトスタンダードを打ち立てれば、中国やヨーロッパをはじめ、今後高齢化する世界中に対して優位に戦えるのではと希望が出てきました。よく、少子高齢化だから日本企業はダメといわれますが、やはり、企業はそれを逆手に取って商品開発をしてきます。今回登壇したのは大企業ばかりでしたが、ベンチャーでも続々と製品開発が行われており、日本の産業はまだまだがんばっているな、と心強く思いました。

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50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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