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過労死しないために

 厚生労働省主催の過労死等防止対策推進シンポジウムに行ってきました。実は今月1日に過労死等防止対策推進法がスタートして、今月は過労死防止月間なのです。シンポできいた過労死の遺族の方の体験談は、まさに鬼気迫るものがありました。国が主体となって過労死防止するというのは画期的なことですが、まだ法制度は始まったばかり。少なくとも過労死がない社会に僕らも努力しなければなりません。

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 もともと、過労死が問題になったのは1980年代後半でした。しかし、当時は国も企業側も過労死の存在すら認めませんでした。それが、社会的に大きな問題となり、過労死の件数も増える中、遺族たちの動きもあり、ようやく法制定にこぎつけました。国の統計では、過労死を含む労災を脳・心臓疾患と、精神障害の2つに分けています。このうち、脳・心臓疾患の労災認定は2008年の889件が2012年842件とほぼ横ばいなのに対して、精神障害は08年の927件が12年に1257件と急増しており、このうち自殺者も169人に上ります。

 特に年代別にみると、精神障害は20代~40代の若手・中堅で増えています。非正規労働者が増えるなか、正社員で若いのに店長などの激務についたうえ、パワハラなどを受けて、ストレスから発症するケースも多いようです。また、24時間勤務などで身体のリズムを崩して睡眠障害が起きたり、休みの日でも、得意先のクレームに対応しなくてはならずにろくろく休息できないといったことも最近増えているのも増加の原因とみられます。

 しかも、恐ろしいのはこれは労災認定の数であり、労災をめぐって訴訟が多発するなど、あくまでも全体の氷山の一角でしかありません。警察庁の統計によると自殺者のうち、仕事・職場の人間関係で自殺した人は2500人にも上ります。おそらく、厚労省の統計よりも多くの人が過労死で亡くなっていることが用意に推察されます。

 法律の制定で少しは良くなるかというのはまだ分かりません。ただ、過労死が問題になっているのは世界で日本だけなのに、欧米に比べて成長率は低い状態が続いているのは、企業の生産性が低いから。ただ、長時間労働させても、企業の効率は必ずしも上がらないのに、目先の利益に飛びついて、疲弊していくのが、多くの日本企業の現状だという専門家もいました。

 もう一つ、上から言われるだけでなく、下の人間も周りを見渡して帰れないから残るなど無意味な残業をしたり、あるいは、仕事を大切におもうあまり、ついがんばりすぎてしまうなど、といった状況もあります。僕なんかは、仕事よりも家族が大事と割り切っており、そのせいか窓際にいますが(笑)、「会社が永遠である」なんていうのは勘違いであり、自分の命より大切な会社の仕事はないということが常識にならないと、なかなか解決しないだろうなあと思いました。

 投資は、もう一つのインカムを得るわけですから、仕事に100%頼らずともよくなるはず。そんな思いで長期投資を始める人がいてもいいのかな、と思いました。

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ここを覗いて勉強してます

はじめまして^ ^投資に興味があって色々検索してたらここにたどりつきました。本当にどどど素人なので、まだまだちんぷんかんぷんな私ですが、参考にさせていただいて実践したいとおもってます。毎日のブログ更新大変でしょうが、楽しみにしてます!また覗きにきます!

Re: ここを覗いて勉強してます

コメントありがとうございます。
つたないブログですがお役に立てば幸いです。
また遊びに来てください

No title

残業代や休日出勤にかかる費用を倍増したり、サービス残業などの罰則を厳しくすれば、ほぼなくなると思います。そもそも、残業期待して人を入れないと言うこと自体に、ムリがあるということを企業も政府も考えるべきと。

ただ、今の給与で残業代が出ないと、本当に生きていけない人がいるのも事実ですし、私としても落としどころが見えません。ケースバイケースでなんとも。

いい大人なんだから、できないことはできないと言えよ!と言うのは簡単でしょうが、本人はそれが言えずに死ぬまで働いてしまうというのは、本人以外にも家族、会社、いろいろと問題があるかと思っています。結局最初に書いたように、費用が多くかかるということから、1人に過労となるまで働かせるより、もう一人雇ったほうがコストが安いという状況に持っていかない限り、過労死0にはならないと思っています。

※私も数年前、よく辞めずにあんなに多忙に仕事するよね・・・って言われたことがあります。当時を思い出せば、30日以上連続出社、毎日終電とか、う~ん・・・結構大変だったんだな~っと。ただ、当時は、それほど辛いって認識なかったですね。今思い出すと笑える話なんでしょうが、笑えない話だったんだな~っと。

Re: No title

コメントありがとうございます。

労基法はザル法律で、取り締まる労基の職員も少ないため、現実的にすぐに変えるのは難しいでしょう。
問題は、残業代なしで過労死させるまで残業させる企業が横行していることです。そういう企業ほど
ただで労働力があると誤解して、過労死させるまでこきつかわせること。

さらに、それなのに生産性があがらないのだから、投資家目線でも困ったこと。ただ、過労死防止法の制定で国が過労死対策の責任があるとしたので、少しは変わってくれることを期待します。
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夢見る父さん

Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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