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こういう長期保有はだめよ

 長期投資やインデックス投資はバイ・アンド・ホールドで一度買ったらずっと保有し続けるという印象があります。しかし、先日の草食投資隊でも、価値がある銘柄や長い目でみると上がるもの(世界経済インデックスなど)は長期保有してもいいが、これからどうみても上がりそうもない銘柄を塩漬けしているのは、長期保有でないという話になりました。

 さて、では価値がある銘柄をどうやって見分けるか。これが意外と難しい。面白い資料があります。2004年12月に日本IR協議会が投資家約1000人に行った長期保有したい銘柄の調査をみると大企業がズラリ。1位トヨタ自動車、2位東京電力、3位ソニー、以下5位関西電力、6位松下電器、10位シャープとなっています。

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 では2004年12月と8年後の現在の株価を比較しましょう。トヨタは3810円→3515円、東京電力2425円→130円、ソニー3690円→805円、関西電力1982年→781円、松下電器1508円→404円、シャープ1613円→171円。配当を考えるとトヨタはプラスになるでしょうが、あとは大きく値下がりしています。15位に一時上場廃止となった日本航空が入っていたりします。重厚長大の大企業や電力のような公共性の高い株だから、価値があり、長期保有に適しているというわけではないのですね。

 一方、ファーストリテイリング、ヤマダ電機といったこの8年でも値上がりしている企業はランキングに入っていません。ちなみに私のポートフォリオにも重厚長大の塩漬け株が散見されており、徐々に損切りをしていきたいと思います。その際には企業の価値とは何なのかしっかり考えなければなりませんね。

 「健全な銘柄を持っている限り、結局は勝てる。本当に賢いのは買って保有しつづけること」。このセリフは最近の投資本の引用ではありません。1920年代後半の米国のルポ、「オンリーイエスタデイ」の記述です。大暴落の直後、多くの投資家はそう信じていました。しかし、1958年になるまで、米国の株価は30年近くも戻りません。日本の株価の低迷はまだ20年だから、経済の歴史から見れば異例なことではないのですね。

 そう考えると、そうした危険性のある個別株に本格的に手を出すのは、もっと資金に余裕ができて、勉強する時間をとってからのことになりそうです。

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No title

超長期で見た時に、最適な投資方法というのは数十年ごとに変化するということでしょうね。
ですから金融史を見るのは大切だと思います。

いつも巡回しているPorcoさんのブログでは、投資家のための金融史 を連載されています。
http://ningyocho.blogspot.jp/2012/11/blog-post_28.html
http://ningyocho.blogspot.jp/

あと書籍では、合理的市場という神話 (東洋経済新報社)がよかったです。

Re: No title

こんにちは。
参考になるブログありがとうございます。
前は昔の話なんて、と関心が薄かったのですが、
最近はこれまでの市場、金融のこともしらないと
だめかなと思っています。人の心の動きなんて100年やそこらで
変わらないですもんね。

これからもよろしくお願いします
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夢見る父さん

Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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