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【投資本51】三浦展著 データでわかる日本の新富裕層

 下流社会などの著書で知られる三浦展さんが、三菱総研の3万人アンケートを分析して、日本の富裕層の行動を分析した著書。データはいろいろ面白いものがあるのですが、金融資産3000万円以上を富裕層としているのはちょっとひっかかります。また、インターネット調査なので、70歳以上がカウントされないのも、金融資産の多くが高齢者所有なのを考えると、惜しい気がします。



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 日本はアメリカほどの格差社会ではないですが、調査によると、人口の9%しかいない富裕層が金融資産全体の57%を占めており、一億中流といわれた時代と比べると、徐々に格差が出ているといえそう。でも面白かったのが、自分はどの階級にいるかという意識調査ですが、金融資産50万円未満でも、上流と思う人がごくわずか(0.4%)ですがいる一方、1億円以上でも下流と思う人が1.4%いたことです。逆に1億円以上で上流と思っているのが6%しかいません。こういったデータは一億中流時代のなごりでしょうか。

 また、年収1500万円以上の人でも、富裕層にいるのは4割いないことも驚き。年収の2年分も金融資産が無い人が高収入層でも6割以上いるということですよね。それだけ、金遣いが荒いということなんでしょうか。職業別でみると、会社員のなかで富裕層は5.4%しかいないのに対して、公務員では7.3%もいます。つまり、日本は公務員優遇国家だということが分かるデータですね。理由については不明ですが、個人的には公務員同士の共稼ぎがおおいうえ、官舎など福利厚生が充実しているから、資産をためやすいのだろうと思います。若者に公務員希望が多い理由も納得ですね。

 リスク資産への投資は、例えば資産500万円~1000万円の人の株式保有率は29%なのに、1億円以上は62.7%に上ります。このほか、富裕層ほど健康、貧困層ほどスマホゲームにはまるなどといった興味深いデータも満載しており、ぱらぱらとめくるだけでも面白い本でした。

 内容    ★★★★

 読みやすさ ★★★★

 図書館

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No title

面白そうな本ですね。
私も自身の資産程度では中流だと思っています。とても上流なんて思えません。

格差社会にはなるべくしてなっているように思いますが、そうならないような仕組みなり、低所得層でも投資を行うなりしてほしいと思うところです。

Re: No title

いつもコメントありがとうございます。
私自身も客観的にみて中の下なんですが、
この本だと富裕層にはいってしまうので思い切り違う気がします。
文章よりもデータでいろいろ遊べる本でした
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夢見る父さん

Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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