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バンクローンやMLPって本当に必要?

 FPの方らが行う投資信託の勉強会に参加してきました。最近、売れ筋のバンクローンやMLPがテーマ。僕も証券会社から進められたことがありますが、今回、勉強したところ、ちょっと個人投資家には不向きかな、というのが正直な印象でした。

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 バンクローンは銀行が信用力の低い企業に行う担保付融資を金融商品にしたもの。変動金利で市場金利が上昇してもついていきやすいことや、弁済順位がハイイールド債券や株式よりも優先されるメリットがあり、好利回りが期待される商品とされます。僕も知らなかったのですが、アメリカではリート市場よりも大きい人気商品なのですね。以前、モーニングスターのセミナーで朝倉社長が勧めていました。(債権を債券に修正)

 ところがバンクローンにはいくらか欠点があります。個人向けには各社商品を出していますが、毎月分配型が多く、購入手数料や信託報酬も高いなど、かなり高コストです。ETFですら毎月分配型というありさま。それでいて、円ヘッジの商品をみると、リターンは過去1年年率1.18%(三菱UFJ、米国バンクローンファンド)とか、0.64%(新光投信バンクローン・ファンド)といった程度しかありません。通貨選択型を絡ませているので、10%以上値上がりしているものも多いみたいですが、正味で見ると、日本債券のファンドで十分のような気がします。

 MLP(Master Limited Partnership)はアメリカの共同投資事業形態のものに投資します。エネルギー版リートと呼ばれるように、シェール関係のパイプラインや設備といったものに投資するものが多く、施設利用料などが安定的に入ってきて、分配金も高いとして、日本でも人気を呼んでいます。国際投信の米国エネルギーMLPオープンなんか、この1年で純資産が6倍に増えたと日経新聞に書いていました。僕自身、SBI証券のセミナーでべた褒めしていたのを見た記憶があります。

 ところが、MLPも毎月分配型、高コストという欠点があります。さらに税金も問題で、投信会社がケイマン諸島に籍をおいているため、分配金に35%以上課税されてしまいます(個人に分配金を支払う前)。さらに、個人投資家は受け取った普通分配金の20%を税金でとらわれるわけですから、税制面からいってもなんだろうな、という商品。

 さらに、OPECが減産しないという決定で、アメリカのシェール市場は大きな打撃を受けるといわれています。サウジなど中東の産油国とアメリカの間で、熾烈なたたきあいが始まっているわけですね。そうなると、MLPも悪影響を受ける可能性が十分あります。

 バンクローンにしろ、MLPにしろ、アクセントとしては面白いのかも知れませんが、コスト面の問題などをクリアしないかぎり、個人的にはちょっと投資する気が起きません。正直、インデックス投資家には不要なのではないでしょうか。

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Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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