中国株の時価総額が日本を抜く見込み
中国経済のクラッシュとか週刊誌では騒がれていますが、ブルームバーグによると、年末に中国株の時価総額が日本株の時価総額を抜く見込みです。
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バブルのころは、日本株の時価総額は世界の4割を占めていました。それが、今では7、8%ぐらいでしょうか。アメリカには遠く及ばず、中国にも抜かれてしまうとのこと。
アベノミクスで日本株は絶好調と思いきや、円安が進んでいるためドルベースでみると、日本株はまだ、昨年末よりも低いのですよね。これまで、東日本大震災直後に一時的に抜かれたことがありましたが、このまま円安が続くと、追い抜かれる可能性は十分あります。
一方、中国株はドルベースでは、今年3割近く増加しているとか。しかも、11月21日の予想外の利下げから、急騰が続いています。中国のGDPは確かに減速していますが、株式が景気の先行指標だと考えると、まだ中国経済は大丈夫かなという気もします。実際、上海総合指数は、7月から右肩上がりで、わずか5カ月で1・5倍にもなっています。
ただ、個人投資家としては、別に抜かれたから何?という感じなのが正直なところ。円ベースでいえば日経平均は順調だし、新興国アセットにも投資していますから、両方が上がればハッピー。ただ、インデックスをする際に、時価総額ベースでなくGDPベースがいいのでは、という議論がありますが、中国株がいくら上がってと言えども、信頼感の意味では、中国株が日本株よりはるかにおおいGDPベースのインデックスでは怖い気がします。