インデックスで配当金って大きいのね
僕が持っているSMTアジア新興国株式インデックスの運用報告書が来ました。今期(2013年11月12日~2014年11月10日)の期中騰落率は21.3%。設定来、19.4%、31.4%と驚異的な伸びを閉めしています。純資産総額も10億円を越えました。
参加しました。下のボタンを励みのために押して頂ければ幸いです。





今期、ベンチマークとなる、MSCI エマージング・マーケット・アジア・インデックス(円換算ベース)の騰落率は20.2%で、アジア新興国株式インデックスのほうが、1.6%上回っています。要因は信託報酬が-0.6%、配当金が+2.5%など。つまり、信託報酬のマイナスよりも配当金のプラスのほうが大きく上回っています。このファンドについて、実質コストが高いと指摘するブログもありましたが、ベンチマークを上ぶれしているのだったら問題ないのでは。同じSMTの先進国債券、新興国債券のインデックスファンドの場合、ベンチマークを下回っているので、余計に、配当金のありがたさをかんじてしまいます。
もし、分配金という形で個人投資家に支払われた場合、ここからさらに税金をとられてしまうので、運用効率が悪くなってしまいます。しかし、このまま、配当金要因で毎年、1.6%並に上ぶれしてしまうとなると、インデックスからどんどん乖離してしまいますねえ。こう考えると、SMTシリーズでたまに少額の分配金を出すのは、やむをえないということなのでしょうか。
アジア新興国インデックスも今期は無分配であり、個人的にはずっと無分配を続けてほしいものですが、インデックスファンドに与える配当金収入の割合が結構大きいのには、ちょっとびっくり。他のインデックスファンドも似たような状況なのでしょう。
余談ですが、日本株式のファンドで、株主優待でお米とかでている場合にはどう処理しているのですかね。