それでも家を買いますか

 日曜日の朝、何気なくテレビをみていたら、フジテレビの報道2001で神奈川県の高級住宅街の話が取り上げられていました。この高級住宅街は100坪以上の戸建てで、高台の上にあって湘南の海が見えることもあり、バブルの頃は1億円を越える地価が付き、大企業の役員クラスが購入していました。しかし、現在、大変な問題に悩まされているのです。

 参加しました。下のボタンを励みのために押して頂ければ幸いです。

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ


 この住宅街は最寄り駅からバスを使わなければならないこともあり、若い世代はどんどん都心のマンションに転居していき、残されたのはリタイアメントした高齢世代が中心。店なども相次いで閉鎖していきます。数年前、駅前に高級マンションができ、4000万円~5000万円で売り出されました。坂の上の住宅街の多くの住民が、自宅を売り出して、駅前に引っ越そうと計画。駅前に住めば買い物も楽だし、都心にも1時間かかりません。子供や孫たちの顔を見に行くことも気軽にできます。

 ところが、肝心の自宅は売れなかったそうです。1億円という資産をもちながら、キャッシュが全然ないため、みんなマンションを買えずに、とぼとぼと帰っていったとか。将来、もっと高齢化が進み、足腰が弱くなれば、坂道をバスにのって駅に買い物にいくことは大変になります。施設に入りたくても、家が売れず、数千万円のキャッシュもないなら、それすらできません。子供に支援を頼むか、貧弱な施設に入るか、残酷な未来になる可能性が高いのです。

 番組ではどこか具体名は紹介していませんでしたが、東洋経済12月20日号に実名が出ていました。鎌倉市の西鎌倉と、横浜市栄区庄戸でした。庄戸の場合、1億数千万円で購入した土地が2000万円台に。大企業の役員だからこそ買えた夢のマイホームが、いまや自分を縛り付けることになっています。西鎌倉にも庄戸にも行ったことがあり、僕のイメージでは高級感があるのですが、そんなところでもこの体たらく。

 野村総研によると、日本の空き家率は現在13%ですが、何らかの対策をとらないと2023年には21%に上るとか。5軒に1軒が空き家になるのです。いや、都心だったらそんなことないだろうというのは早計です。東洋経済では、山の手線内のマンションでも同様の問題が起きていることが紹介されていました。

 賃貸か持ち家は神学論争で、僕自身は資産価値ということではどちらが上ということはないと思います。でも、こういうライフスタイルの変化を考えるとと持ち家は怖い。自分は不動産の目利きがあるから大丈夫とおもっても、地震などの災害が起きるかもしれないし、近所に巨大マンションが建って、日当たりが悪くなるかもしれない。そんなリスクがあるのに、よく家を買うなあというのが正直なところ。

 何度か書いていますか、僕は賃貸万能派ではありません。十分にキャッシュなり他の資産ができた段階で、購入すればいいという考え。かりにキャッシュで1億円あれば、土地が2000万円でしか売れなくても、脱出することができます。

 自分自身は、リタイアメントするころに、こうした家が処分できなくて困った人から、安く購入すればいいとおもってます。そのころには、2000万円が1000万円を切っているかもしれませんしね。そして、自分がさらに年をとったときは、その1000万円は損きりして、施設に入ればいいとおもってます。

コメントの投稿

非公開コメント

No title

高い物件は、買わないほうがいいと思います。
それが一番リスクが少ないと思います。
※私は、敢えて高いのを買おうとしていますが^^;;

Re: No title

コメントありがとうございます。

不動産もポートフォリオの一つですから過度な集中は
避けたほうがいいのが一般的な答えなのでしょう。
煙々さんは資産があるから、リスクも多めにとれるのでは
ないでしょうか。
プロフィール

夢見る父さん

Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

最新記事
リンク
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR