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新年に子供の貧困を考える

 昨年末に放映されたNHKスペシャル「子どもの未来を救え」を録画で見て、考えさせられました。「老後破産」には厳しい見方をした僕ですが、人生のスタートラインでの機会の平等は絶対に必要です。番組の作りも、「こんなに問題が大変だ」とあおりたてるのでなく、専門家による現実的な提案や、先進的な自治体やNPOの紹介など好感をもてました。

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日本の子供の6人に一人。300万人が貧困(1人世帯122万円以下)にあえいでいます。16.3%の貧困率というのは、OECD諸国で下から4番目です。番組では意図的にか紹介されていませんでしたが、厚労省の統計によると、日本の社会保障給付費のうち、高齢者向けが約7割を占めており、子供・子育ては5%を切っています。いかに高齢者天国かというのがわかる統計です。

 選挙の投票率は高齢者が多いため、高齢者に不人気の政策はとれないなどといわれますが、しかし、ここまでの差はあまりにもひどい。日本の将来を考えると、子供たちの未来を作るほうがはるかに重要です。自治体では足立区の先進的な例が紹介されており、やればできるわけですから、国が財政難だとしても、こうした自治体の支援や情報共有、他の自治体への先進事例の推奨などできることはいくらでもあります。

 「子どもの貧困」の背景にあるのが「女性の貧困」。日本のひとり親世帯の8割以上が母子家庭だが、全体の半数以上が貧困ライン以下の状態にあるといわれています。問題は親である彼女たちが、行政やNPOの手助けに気づかない情報弱者であること。スマホは貧困層でも必需品になっているなか、困ったらどうすればよいのかを、例えば学校教育で教えこむなどできないのでしょうか。

 もう一つ、社会のきずなが弱っているというのも感じました。プライバシー意識が高まりすぎている弊害なのかもしれません。あるいは、貧乏は悪で、福祉の力を借りるのは良くないというような意識をもった人が、増えているのではないでしょうか。個人的にフェイスブックの投資家のグループに入っていますが、金持ち意識が強すぎるような気がして、最近は発言をしなくなりました。投資で余裕があるなら、社会に還元するようなことを考えればよいのに。番組では阿部彩国立社会保障・人口研究所部長が「こどもの貧困対策は長い目でみると投資になるので、国が支出することに国民の合意が必要」と話していましたが、まさにその通りだと思います。

 僕は決して金持ちではないけれど、少しでも自分でできることをやりたいと、児童養護施設出身の子供たちを支援する「タイガーマスク基金」に毎月定額を寄付しています。こうした動きが、多くの人に広がるよう願っています。

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全く同感です

夢見る父さんさん、こんにちは。
いつも楽しくブログを拝見しています。
全く同感と膝を打ち、おもわず初めてコメントを書き込んでしましました。
たしかに投資系の集まりって、なんだか金持ち意識が強すぎてついていけない面がありますよね。経済的に困っている人を「マネーリテラシーが低いので自業自得」と片づけてしまうような。ましてや子供の貧困などは純然たる社会問題(だって100%本人の責任ではない)なのだから、お金持ちが率先して援助の手を差し伸べるべきです。日本で投資家が尊敬されないのは、そういった活動をあまりしていないからでしょう。
タイガーマスク基金、素敵ですね。やっぱり、社会貢献をしっかりとしてこそ、投資家を名乗って恥ずかしくないと私も思います。ちなみに私の場合、日本赤十字の社員として毎年一定額(少額ですが)を拠出しています。こういう陰徳を積むことが、きっと長期的なリターンにも好影響を及ぼすと信じています。

Re: 全く同感です

菟道リンタロウさん、コメントありがとうございます。

儲けたお金の使い道はもちろん、個人の自由ですが
他人の生き方に美意識をかんじるのもまた、個人の自由です。
僕はバフェットやビル・ゲイツのような生き方を尊敬するのですが
それすら理解できなかったり、成金自慢みたいな人が多いのは
辟易としています。リターンがでるかというと関係ないでしょうが
金を増やすのが目的でなく、金を増やすのは人間として豊かになるための
手段と考えているので、今後もこうした活動は続けていきたいとおもってます。
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夢見る父さん

Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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