FC2ブログ

日本国債は暴落するのか

 選挙を控えて、日本国債は暴落するとの声がまた高まってきました。自民党が第1党となれば金融緩和と膨大な公共投資を行われ、それに伴って財政赤字はますます悪化。とうとう、日本財政は破綻へ一直線という論議です。

 元モルガン銀行東京支店長でマスコミでもおなじみの藤巻健史氏ら著名なエコノミストが危機感を煽りますし、そもそも、財務省が消費増税をすすめるのも、「このままでは日本がギリシャになる」と日本破綻論を喧伝するからです。最近では大手ヘッジファンドが国債の空売りを仕掛けるとのニュースもちらほら見かけるようになりました。

 参加しました。下のボタンを励みのために押して頂ければ幸いです。

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ

金融・投資 ブログランキングへ



 たしかに、日本の財政赤字は未曾有のもので、このまま放置していくわけにはいきません。しかし、破綻論者の意見にポジショントークのようなうさんくささを感じていました。

 例えば、日本危機説を主張する米ヘッジファンド「ヘイマン・アドバイザーズ」のカイル・バス氏は11月末のフィナンシャル・タイムズでも日本財政の危機説を訴え、日経新聞に紹介されました。。実はバス氏は、昨年12月の週刊現代で、「日本財政は1年以内に倒産する」と断言し、日本売りを仕掛けていると公言しました。その1年後、10年国債の利回りは9年ぶりの水準まで低下(金利の低下=国債価格の上昇です)しています。そして、バス氏の日本ファンドは2010年の7月から2012年3月までの1年半でなんと6割も損失をだしています。日本財政が崩壊しないと、崩壊しそうなのはバス氏のファンドなわけです。


 もやもやしていたところ、専門家がずっとこうした意見を切り捨ててくれました。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長のレポートです。

 詳細はレポートを読んでいただきたいのですが、たしかに、ポジショントークは失敗しまくっているし、株価と債券の異常な乖離からすれば、当面は債券が暴落する危険は低いのかなと思っています。もちろん中長期でみれば暴落の可能性はあるでしょうが、今すぐ日本が破綻するような意見は疑問符を抱くし、また、そうした意見を垂れ流す経済マスコミにも疑問符を抱きます。特に週刊誌ならいざ知らず、日経系のメディアが日本暴落説を煽るのには。もっとも消費増税=財務省の意向に従うのならば、当然なのかもしれませんが。

 ちなみに、IMFも日本国債は安全との研究をまとめたようですね。財務官僚が出向して、日本の財政が危ないといっていたIMFも、さすがにここまでくると、自説を曲げたというところでしょうか。なおネットで面白い比喩をみました。「ギリシャは貧乏人が闇金から金を100万円借りている状態。日本は鳩山元首相が母親から1億円借りている状態。さて、どちらが危険?」

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

夢見る父さん

Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

最新記事
リンク
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR