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日経の記事にめまいが

 日経のサイトに「独身貴族こそ要貯蓄 40代で直面する「三大支出」」という記事が載っていました。日経マネーの転載ですが、いい加減な数字で読んだ人を不安にさせる記事に思えてなりません。

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 記事では、「40歳時点で独身ならば、3500万円は準備していないと苦しい」と断言しています。ご冗談でしょう。金融広報中央委員会の調査だと、40歳代単身世帯の平均金融資産保有額は657万円、中央値は100万円です。平均の6倍、中央値の35倍ないと苦しい国というのがありえるのでしょうか。逆にいうと保有資産が3000万円以上の人は4.7%しかいませんから、95%の人が苦しいということになります。

 大体、普通の人に40歳で3500万円もたまるのでしょうか。給料が高いことで有名な日経新聞の記者には平気でしょうが、20代の平均年収は320万円、30代の平均年収は450万円ぐらいなわけだから、22歳で就職して18年間たつと、収入は約7000万円。そこから税金、社会保障費を引くと6000万円を割るでしょう。つまり、手取りの3分の2を貯金しないと3500万円にならないわけです。貯金ではなく、投資をして大儲しないとまったく無理な数字です。

 そもそも、なぜ、3500万円が必要なのか。人生の三大支出は住宅資金3000万円、教育資金1500万円、そして 老後資金2500万円の計7000万円だそう。そのため、40歳前後で結婚するとその3大資金の支出が同時期になるとのこと。これの意味がまったくわからない。だって、40歳~60歳の間に住宅資金と教育資金の支払いは、少しずつしていくわけであり、60歳でいきなり7000万円が必要なわけではないでしょう。日経にはイラストもついてますが、なぜか、返済額の合計が何年たっても7000万円から1円も減らない不思議な図になっています。

 対策として、住宅ローンの返済が急務とのことで、「極論すれば、手元のお金がゼロになっても構わない」とのこと。あのー、失業、病気などに見舞われたらどうするのですか。そうでなくても、手元のお金がゼロになったら、飲み会とか入ったときどうするのですかねえ。

 日本を代表する経済紙のサイトで、こういう記事が平然と載るというのは、なんだかめまいがしてきそうです。

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Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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