駒澤大が巨額の運用損で証券会社に敗訴

 日経新聞によると、駒澤大がデリバティブ取引に失敗して76億円の損を出したのは「リスクの大きい取引に違法に勧誘」されたとBNPパリバ証券側を訴えていた訴訟で、東京地裁は請求を棄却しました。

 参加しました。下のボタンを励みのために押して頂ければ幸いです。

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ


 先日、個人投資家がみずほ銀行を訴えた訴訟をブログで紹介しましたが、そのときの損失は137万円でした。それが76億円の損となると、金額がケタ違いですねえ。

 東京地裁の判決は「証券会社は取引内容について必要な説明をして大学側も十分に理解していた。説明義務違反などはない」としています。実は駒澤大学はドイツ証券を相手にした同様の訴訟の1審で、昨年敗訴しています。上告したかどうかまでは探しきれなかったのですが、駒澤大学では理事長が解任されたそうです。

 リーマンショック後は大学も運用損が相次ぎ、慶応義塾大学は含み損が500億円以上になったと報道されました。さすがにアベノミクスで含み損はむしろ含み益になっているかもしれませんが、駒澤大の場合、解約してしまったので損は確定しまったわけです。

 アメリカのハーバード、イエールといった一流大学は、大学教授や資産運用の専門家を招いて基金の運用を行っており、ハーバードなどは3兆円近い運用を行っています(2012年、レートは当時)。そのため、設備投資なども十分に当てられるわけですが、日本の大学基金は多いところで数百億円。駒澤にしろ、慶応にしろ経済学部があるのに、大学教授陣とは無関係に、証券会社のいわれるまま運用をしていたのでしょうかねえ。

 先日、テレビドラマの「相棒」で、大学が投資で巨額の損失をだしてしまい、投資に反対していた教授が殺されるというストーリーをやっていました。駒澤大訴訟の判決にあわせたようなストーリーで、刑事ドラマの題材になるというのは何か笑ってしまいます。ちなみに、投資の責任者だった大学の理事長役は、僕が子供のころのヒーロー特撮、「人造人間キカイダー」の主役、伴大介さんが演じており、すっかりおじいさんになっていて(まあ当然ですが)びっくりしました。

 ともあれ、前回のみずほ銀行の訴訟同様、投資は自己責任という原則が改めて示されたといえましょう。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

夢見る父さん

Author:夢見る父さん
40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

最新記事
リンク
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR