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【投資本53】中田健介著 年利7%! 今こそ「金利」で資産を殖やしなさい! ~日本初! 融資型クラウドファンディング投資の解説書

 このブログの読者でもあるという中田さんから連絡があり(面識はない)、初の著書を3月7日に出すので、書評の依頼がありました。中田さんは「けにごろうのはじめてのソーシャルレンディング日記」というブログを書かれており、業者ではないブロガーの方が投資者目線で書かれているというのは貴重だと思います。



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 さて、クラウドファンディングは最近少しずつメディアで取り上げられていますが、まだまだマイナーな存在でしょう。ネットで不特定多数から集めたお金を企業や個人に渡すものです。寄付型、購入型、融資型、ファンド型、株式型の5種類があります。

 寄付型は文字通り、集めたお金を寄付するもの。購入型は集めたお金で商品やサービスを購入するもので、この2つは投資というよりも、趣旨に賛同した人がお金を払うものです。

 ファンド型は、集めた金を企業などに投資するもので、クラウドファンディングで一番有名なものではないでしょうか。株式型は国内では4月から始まるもので、ベンチャー企業の未公開株に投資するものです。前者は政府がふるさと創生で「ふるさと投資」として盛り上げようとしており、後者も政府が解禁したから、投資を後押ししているといえます。ただし、この二つは投資型なので、投資先の成績がふるわなければ、元本割れのリスクがあります。

 本書で取り上げている融資型は、「ソーシャルレンディング」といわれ、出資者には金利が支払われます。株というよりも、債券に近いイメージでしょうか。僕は過去に、家賃の貸し付けなどが焦げ付いたという話を聞いたことがあり、リスクが結構高いのかとも思いきや、最近の仕組みでは、貸し倒れリスクはほとんどないみたいです。また、募集時に利回りを提示するので、どのくらいのインカムがあるか計算しやすいというのも特徴でしょう。4社がサービスを手がけていますが、2%~10%と、銀行預金よりははるかに利回りがあり、著者の中田さんは自分の投資も踏まえて、2011年~14年にタイトル通り、7%の利回りがあったと報告しています。

 クラウドファンディングのやり方などあまり知られていないためか、本書ではどうすれば投資できるのか、懇切丁寧に書かれています。各社の特徴はもとより、社長インタビューまで掲載されているのには、ちょっと驚きました。また、マネー誌にありがちな礼賛だけではなく、貸し倒れリスクなど危険についても、きちんと取り上げ、分散投資を勧めています。文章も読みやすい。預金にはあきたりないけど、株式やFXは元本割れが怖いという人は、参考にしても良い投資手法かもしれません。

 ただ、投信ブロガーとしては、「投資信託や株式は少なくとも数十万円の資金が必要」とか書かれると、「投信は500円からできるよ」と突っ込みたくなります。また、金利収入に税金がかかることから、無分配をありがたがるインデックス投資家としては、それほど魅力を感じませんでした。

 ともあれ、投資手法は人それぞれであり、日本でクラウドファンディングが広がれば、株式や投信よりも敷居が低くなる可能性は十分あります。同時に、リーマンショックのような大不況が来た場合どうなるのか、まだ歴史が浅い部分もありますので、関心がある人は少しずつ始めていって、自分に合えば投資額を広げるのが一番リーズナブルな気がします。中田さん、ご連絡ありがとうございました。

 内容    ★★★★

 読みやすさ ★★★★

 献本

 

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夢見る父さん

Author:夢見る父さん
50歳でセミリタイアしたおっさん。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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