日経も「国債暴落」はオオカミ少年

 先日、麻生財務大臣が「財務省から金利が上がったらどうするとオオカミ少年みたいな話を聞いてきた」と発言したことをブログで書きました。 すると、日経新聞も「どこに消えた、国債暴落のオオカミ少年」という記事をアップしています。 日経は財務省寄りの印象があったのですが、さすがに現実をみて論調を変えたということでしょうか。

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 日経の記事は、同紙の名物記者、滝田洋一さんの署名入り。「またしても日本国債暴落説はオオカミ少年に終わった。日銀が国債を買い上げているからばかりでない。ドイツなどユーロ圏の長期金利が軒並みマイナスになったことで、あぶり出された投資資金が日本国債に流れ込んでいるのだ」と冒頭から小気味良い調子で原稿は始まっています。

 「外国人投資家は日本国債に財政リスクに見合った利回りを求めるので、外国勢の保有比率が高まれば従来のような低金利は持続不能となる――。そんな解説をするエコノミストが多かったが、どっこい10年物国債の利回りは再び0.3%台に低下している」と、オオカミ少年たちをばっさり。

 「国債と円は大暴落も、日銀緩和を「ドアホノミクス」と批判」する同志社大の浜センセとかlはもちろんですが、実は政治家でも似たようなことを言っている人はいるのですよね。例えば自民党の高村正彦氏は、消費増税を延期すれば、「市場の信認を失い、国債が暴落すれば打つ手がほとんどない」と昨年10月に発言しています。また、テレビや一般紙などはまだまだオオカミ少年がうようよしているので、早く現実に即した記事をかいて欲しいものです。

 なお、浜田宏一さんと安達誠司さんの対談によると、債券市場関係者は、円高デフレ時代に債券価格が上昇して儲けていたわけだから、アベノミクスで債券市場が先細るのを嫌がり、「債券市場に関わっているエコノミストや債券アナリストのほぼ全員が、ある程度の景気の悪化には目をつむって、消費税増税による財政再建を優先すべきだと主張している」そうです。完全なポジショントークというわけですね。

 もちろん、異次元緩和の出口戦略は難しく、国債が暴落する可能性はゼロとはいえないでしょう。でも、消費増税を延期したら国債暴落とか、アホノミクスとか、まさにオオカミ少年ではないでしょうか。ただ、止まっている時計も1日2回は正確な時間を指すという言葉もあります。もし、何年か何十年かたって、国債が暴落したときは、「やっぱりオオカミがきたんだ」と、こういう人たちはいうのでしょうね。

 まあ、機会損失を考えたら、個人的には国債暴落論は当面、頭の外に置いていていいやと思ってます。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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