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日経平均2万円 新聞各紙は賛否両論

 10日の日経平均株価は、一時2万円を付けました。利益確定売りのため、終値では割り込みましたが、個人的には、まだ月内は上げると思っています。14年ぶりの節目となるこの出来事を、新聞はどう報じたか見てみました。 



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 まず、経済専門である日経新聞は10日夕刊1面で「脱デフレに期待」という見出しを掲げ「株高のピッチの速さは世界の主要市場で目立っている」「株高を息の長いものにしている」などと全面的に歓迎しています。朝刊では「2年半で2.3倍 世界で突出 急ピッチ警戒感も」とやや慎重なトーンの見出しに。中身も「高揚感と不安感が入り交じる」「海外の不透明材料もあり、株高定着には課題も残っている」と夕刊に比べたら消極的になっています。それでも、「年内にさらに1割程度の上昇が見込めるとの強気論」も掲載しており、バランスがとれているのではないでしょうか。



 世界最大の発行部数の読売新聞は夕刊、朝刊とも1面トップ。夕刊の岩崎拓さんの解説では「消費回復へ成長戦略重要」と書かれており、具体策が早くもでているのは好感が持てます。朝刊では強気の声を紹介する一方、「今後、一時的に大きく株価が下落する可能性があると指摘する市場関係者もいる」と結んでおり、過熱感を戒めています。個人的には一番、リーズナブルな紙面作りに思えました。



 夕刊のない産経新聞は朝刊が初報になります。目を引いたのは「大台突破」という緊急連載を開始したこと。「2万円の大台回復は金融緩和によるバブル発生の懸念もある。海外市場との比較や投資家の動きを検証する」としており、全面的にアベノミクスを評価しているわけでないようですが、機動性は光ります。



 みんな大好き(笑)朝日新聞は夕刊1面では、会社としての見立てを示しておらず、淡々と事実関係を書いているだけ。見出しも「円安・原油安好感」とあり、「あれ、朝日にしてはまともな紙面じゃん」と思いました。しかし、朝刊は相変わらず。まず1面には掲載せず、2面に回したうえ、書き出しが「不健全な相場との批判もつきまとう」と批判から入っています。さらに経済面でも「強気の陰に失速リスク」と大きな見出し。ただ、こんな紙面でも毎日や東京に比べるとまともにみえるのだから面白い。



 その毎日ですが、夕刊の土屋渓さんの解説は「バブル懸念根強く」の見出し。朝刊1面の記事も「官製相場の持続力を疑問視する声も大きくなっている」3面でも「日本市場の現状を官製相場と指摘する声は少なくない」「実体経済と隔たり」としています。個人的には、最近の上げは海外投資家の買いが大きいし、企業が空前の利益を予想していることから、実体経済と隔たりという見方には賛同しませんが、これは見る人によって違うからありとしましょう。しかし、どの文章も「声も大きくなっている」「声は少なくない」などと結ばれていますが、この声って何でしょうね。何人に聞いてどのくらいか定量的なことをかかない印象記事に見えてしまいます。



 さあ、ある意味一番面白かったのが東京新聞。夕刊も朝刊も一面には記事はなし。夕刊で既に「実体経済と乖離」の見出しの大森準さんの解説記事を掲載。「実体とは離れた官製相場には、懸念材料がくすぶっている」と批判を展開しました。極めつけは朝刊です。GPIFなどの5頭のクジラについて「国民のカネ運用 リスクも」と大きな見出しをつけたほか、総合面の見出しは「官製株高 格差拡大」としており、まるで、株高が悪いことのように書いています。さらに、みずほ証券の上野泰也さんのコメントで「多くの国民や中小企業は置き去りにされている」と結んでおり、とにかく、東京新聞は株が下がったほうがうれしいみたいですねえ。



 各社の社説のタイトルを並べました。日経と読売が社説にとりあげなかったのは意外ですが、批判派の3紙のタイトルをみるだけで、笑ってしまいます。



 産経 期待を本物にする経営を



 朝日 経済の実態を映すのか



 毎日 浮かれてはいられない



 東京 危うい緩和マネー相場



 個人的には、今後の相場について、日経や読売が何を書くかよりも、朝日、毎日、東京が株高万歳!投資をしよう!という論調になったときが、バブルのヒントになると思ってます。

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40過ぎの窓際サラリーマン。数学と英語は大の苦手だけど、コツコツ投資頑張ります

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